(東京ドーム、ロッテ3−4×日本ハム)

いやー、よーやく勝った。最下位ロッテにようやく勝った。特に一昨日などどっちが最下位だかわからないような駄目な試合を見ているだけに、特に嬉しいこの一勝。

同点で迎えた9回裏、一死一、三塁で打者金子氏。当然レフトスタンドでは総立ちで(推定)ワッショイショイとなっていたわけだが、二回の絶好機に絵に描いたような併殺打を放ったのがこの金子氏だとか、昨日の似たような場面で凡退したのもやはり金子氏だとか知らないわけはないけど、この時ばかりは必ず勝つものと信じて疑わなかった。

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なにせ今日は出だしから何かが違った。一回表にロッテ三塁ベースコーチ西村氏が堀氏の弾丸ライナー(ファール)を受けて退場し、変わって平野コーチが登場。その旨を審判がマイクで説明するという、初っ端から珍しい場面があった。

や、そんなことじゃなくって。

初回に一点取られたが、その裏にロッテ先発の渡辺俊介氏がオバンドー・クローマー両氏にほぼ同じコースへの連続右前適時打を浴びるという芸を披露して早くも去る。これで、この3連戦で初めてファイターズが勝ち越すのを見た。

ここから先はいささか怪しくなって、2回の無死満塁で無得点、5回裏は無死一、三塁から小笠原氏の内野ゴロでの一点のみ。いつものように「タイムリーは要らない、ホームランだけで勝ってみせる」という強い意志さえ感じられる拙攻ぶりを見せてくれる。

などとくだらんことを考えていたら、6回表に連打で同点に追いつかれてなおピンチ、ここで初芝氏の打った犠牲フライもどきを昨日からライトを守る田中幸氏が好返球!でダブルプレー。何回だったか忘れたけど金子氏の好守もあって、どうやら今日は勝つ気らしいと、いつも相手の攻撃中は大人しいハム応援団からも「いーぞいーぞ」の声が飛ぶさ。

そんな勢いに乗ってか、先発隼人氏(今日はイマイチだった)の後を継いだ建山氏が好投、圧巻は9回の3者連続三振。

んで、勢い込んで迎えた9回裏の攻撃だ。

一死一塁で奈良原氏のバントを拾った加藤投手が打者走者に当ててしまい、これを守備妨害と見たロッテ山本監督の抗議する様、かつての有藤氏のごとし。

抗議中に暇をもてあました応援団が「奈良原」コールをやってみたら、奈良原さん応えてくれた。退屈してたのかなあ。

ただ待たされる身には永劫とも思える抗議時間、ロッテ野手陣がキャッチボールにも飽きてきた頃に試合再開。金子氏の打球はセンターの頭上を越える文句なしのサヨナラ打!

いや、やっぱり勝つっていいわあ。

でも夕飯も食べないで9時半頃までスタンドで叫んだり跳ねたりしたのでさすがに疲れた。でもいいの、こんな面白い試合を見られたから。ありがとう金子さん。

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