三夜連続の逆転劇

2002年7月31日
(西武ドーム、西武6−7日本ハム)

西武相手に三連勝というあり得ない快挙に、酒も飲まずに酔っているところ。もっとも今日の蒸し暑さに加えて連日の熱い試合のせいで見ている方も水分が不足気味で、ここで酒など飲んだら倒れそうな感じなのだけど。

などというヨタ話はさておいて、三日連続の逆転勝ち。色々あったが今夜も勝った。

序盤はなんだか緩んでいた。まずは3回表にカブレラが球を落っことす間に1点をいただく。チャンスは何度かあるも、バント失敗など色々あって追加点はならず。

1点を返されて迎えた5回裏は一死一塁、平尾の盗塁にベースカバーが遅れて野口の送球はセンター前ヒット!その後松井の適時打に四球で走者をためた挙げ句にカブレラに3ランを打たれ、あっという間の4点差。

あっちもこっちも暑さにやられたとしか思えない緩みっぷりだ。先発正田も、どうも今ひとつで。

しかし今のファイターズは何かがおかしい。どうも一度は痛い目を見ないと本気を出せないらしく、今日もここから怒濤の反撃。

6回表にはまたしてもカブレラがエラー、さらにオバンドーの浅いレフトライナーを垣内が見事なスタート遅れでヒットにして、相手の力も手伝って絶好のチャンスを得る。ここで代打・ファイター孝哉の見事なレフト線二塁打、さらに魔術師井出の三塁正面のゴロかと思いきやなぜかエバンスの頭を越えたわけのわからん二塁打で3点を返す。

7回表には満塁から田中幸雄のエンタイトル二塁打で二点を返してとうとう逆転、9回表にも守備固めに入った中村豊のタイムリーで1点を加えて2点差とする。

駄菓子菓子、ここで終わるハム様じゃねえ。

先発の後を受けて芝草が7・8回を零封、2点差をつけた9回裏。ここで現れる投手はいったい誰か?

無論、井場っちである。

一死はとったものの途中出場の伊東総合コーチにホームラン、続く松井にヒットを許す。

この時点で私の脳裡では、松井に盗塁されて動揺し、あとの二人を四球か何かで塁に出し、とどめにカブレラに一発食って一巻の終わりという華麗なワンマンショー、そして試合後に大島監督が「期待して送り出しているのに、応えてくれない」と語るところまで話が出来ていたものだ。

しかし今日は監督までもがひと味違った。井場を見切って佐々木を投入、対左専用代打生命体犬伏の登場を見て今度は建山へスイッチ。9回裏に3人も使って逃げ切った。

守護神の後に二人も控えているハム投手陣、なんという層の厚さか。冗談はともかく、どーしてあのどうでもいい場面で好投して抑えに使うと失敗する和製サンダースを使い続けるのかよくわからん。

最初から最後まで色々あり過ぎてとても疲れた。試合時間は4時間超。でも面白い試合だったから、暑い中を見に行った甲斐はあった。

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