(千葉マリン、千葉ロッテ3-5日本ハム)

今日は大人の事情によって、ファイターズ応援席を正面に望む1塁側内野席での観戦。慣れない環境に、序盤のうちは目の前の席にいたマリーンズユニフォームの人たちに怒られそうになる場面もいくらかあったりするエキサイティングな観戦であった。

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打率はいうまでもなく本塁打数でも小笠原に差をつけられ、主砲と呼んでいいのかどうかも微妙になってきたオバンドウが、今日に限って大当たり!

1回表にいきなり逆風をライナーで突っ切る先制2ラン。

しかし3回表無死一二塁の好機にクリンナップが全滅、さらに1点差に迫られた5回、一死二、三塁で小笠原の絶好の当たりが自称ライバル・福浦の正面をつくファーストライナーとなったところでは、これが連敗チームゆえの不運かと思ったものだ。

だが、ここでも小笠原の陰に潜んでいた伏兵・オバンドー(4番・指名打者)がセンター前に2点タイムリーヒット。

これだけ活躍しても相手投手の信用は篤く、7回一死三塁でロッテは小笠原を敬遠!これで燃えないオバンドーではない。果たして、大観衆の期待通りの内野ゴロを放ちエンターテイナーぶりを見せたと思いきや、併殺はならずになんともう1打点。終わってみれば一人で5点全部をたたき出していた。

守っては、この日は最大10メートルを記録した上空の風が冴えに冴えた。5回一死一塁で小坂がライトにまさかの大当たりを放つが、きわどくフェンス手前に落ちて三塁打止まり。

6回裏には、立川の打った瞬間2ランホームラン!と見えた当たりも、風にあおられて三塁打となりここでもロッテは1点止まり。

風の力で隼人の被本塁打が2本も減った。去年屋根なし球場でしか勝てなかった理由はこのあたりにあるのかもしれない(どのあたりだよ)。

結果2点差だったことを考えるとこの風の働きは値千金、まさに10人目の野手とでも称すべきものだろう。きっとこれは連敗中のファイターズのあまりの無様な負けっぷりを天が哀れんでくださったために違いない。

実力以外の要素が多分に絡んだ2点リードを守るべく9回のマウンドに上るのは、当然我らが守護神・井場っちだ。

二死後に連打を食って二・三塁。お約束のショートバウンドには心臓が止まるかと思ったが、ここは今日の日替わり捕手・野口がよく止めた。最後は一発逆転サヨナラ東京の場面でメイを力で抑えたんだから、さすがに今日は素直に褒めねばいかん。

何はともあれ、
祝・連敗脱出!
祝・5位転落阻止!
祝・対ロッテ戦5勝目!
祝・8月に入って2勝目!

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敢闘賞
野口(3球とも真後ろに転がす3バント失敗)
原田(小坂のヘイ際への大飛球を捕れず三塁打に)
M福浦(右フライを追って、人知れず転倒し負傷退場)
M酒井(ザル試合の中、唯一のファインプレイで追加点を阻む)

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