きーもーとー!
2003年5月18日(東京ドーム、日本ハム8-5オリックス)
ここんところ誰が投げても打たれそうな先発陣、おまけに最下位独走中で早くも監督がクビになったのに大して話題にすらならないオリックスに負け越しているという悲しい事実。こんな空気を吹っ飛ばせるのはチーム一の5勝を挙げてる吉崎をおいて他にいない、そんなことを願いつつ見届けたプレイボールであったとさ。
ところがだ。先頭の大島をフルカウントから審判のナイス判定で見逃し三振に仕留めたものの、5割バッター後藤ミツタカ、続く谷ヨシトモに連続二塁打をかっ飛ばされてあっさり失点、加えてストライク入らない入らないと苦しんだ挙句に急造三塁手小笠原のタイムリィ暴投でもう一点をくれたとなれば、所詮今日とは昨日の続きか、と愚痴の一つも出ようというもの。
どうにもぱっとしない立ち上がりとはいえ、序盤で点差はまだ2点、ライナーゲッツーなどの幸運も手伝って、しばらくは追加点を許さない。対するメジャー崩れ・・・もといアメリカ帰りの吉井氏も似たような具合で、立ち上がりから吉崎と死球合戦(1-1で引分け)するなど荒れ模様、そしてとうとう捉まったのが2-1と迫られた3回裏。
一、二塁から二人連続内野安打(ついてない)で同点にされてなお満塁、今日は田中賢介に代わっての7番・木元をカウント2-2まで追い込んでおきながら、次に放った高めの球をひっぱたかれてレフト中段にぶち込まれ、ものの見事にノック・アウト。甘い球は禁物と知らぬ筈もあるまいに、どうしたことか。
ひるがえって吉崎だ、だましだまし引っ張ってみたものの6回途中で降板。あとは関根、今年別人みたいに化けた高橋憲、三者連続空振三振(!)のスーパー芝草、締めは伊達と細かくつないで貴重な勝ち試合を守りきった。
世間のニュースにはどうか知らんが、嬉しい嬉しいこの一勝。アメリカ帰りの投手という人目を引く設定(そろそろ賞味期限切れですか?)の相手から満塁弾というテレビ受けのする活躍だけに、木元は今夜のニュースに(数秒間)映るのは間違いないと現場では思っていたんだけど、よくよく考えてみれば今日は西武ダイエー、阪神讀賣という大物と重なっているので、望みは薄そうだなあ。残念。
アメリカ帰りといえば8回裏に、オリックスの擁するもう一人のアメリカ帰り、マック鈴木の試運転。触れ込み通りの快速球を見たが、これまた制球定まらず、四球四球と「小笠原の」ヒット(強調してみる)で満塁にして、内野安打で1失点。球速は151、152キロまで出たけれど、どうやら150を超えるとストライクが入らなくなる模様。
帰り際には、オールスターファン投票に『先発投手・吉崎』『一塁手・木元』へそれぞれ一票を投じておいた。
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・「調子は悪かったですけど、悪いなりに最低限の仕事を・・・」と淡々と語ってくれた『投のヒーロー』吉崎
・死球合戦はオリックスに軍配(吉崎1−吉井1、戸叶1、嘉勢1)
・内野安打大会でもあり、阿久根など難易度Aの捕前安打を決める
・エチェバリア、一死球一安打の後代打を送られる
・代わった上田はバントも出来ず(いつものこと)
・つい熱くなって沢山書いてしまった・・・全部読んでくれた人(いたら)ありがとね
ここんところ誰が投げても打たれそうな先発陣、おまけに最下位独走中で早くも監督がクビになったのに大して話題にすらならないオリックスに負け越しているという悲しい事実。こんな空気を吹っ飛ばせるのはチーム一の5勝を挙げてる吉崎をおいて他にいない、そんなことを願いつつ見届けたプレイボールであったとさ。
ところがだ。先頭の大島をフルカウントから審判のナイス判定で見逃し三振に仕留めたものの、5割バッター後藤ミツタカ、続く谷ヨシトモに連続二塁打をかっ飛ばされてあっさり失点、加えてストライク入らない入らないと苦しんだ挙句に急造三塁手小笠原のタイムリィ暴投でもう一点をくれたとなれば、所詮今日とは昨日の続きか、と愚痴の一つも出ようというもの。
どうにもぱっとしない立ち上がりとはいえ、序盤で点差はまだ2点、ライナーゲッツーなどの幸運も手伝って、しばらくは追加点を許さない。対するメジャー崩れ・・・もといアメリカ帰りの吉井氏も似たような具合で、立ち上がりから吉崎と死球合戦(1-1で引分け)するなど荒れ模様、そしてとうとう捉まったのが2-1と迫られた3回裏。
一、二塁から二人連続内野安打(ついてない)で同点にされてなお満塁、今日は田中賢介に代わっての7番・木元をカウント2-2まで追い込んでおきながら、次に放った高めの球をひっぱたかれてレフト中段にぶち込まれ、ものの見事にノック・アウト。甘い球は禁物と知らぬ筈もあるまいに、どうしたことか。
ひるがえって吉崎だ、だましだまし引っ張ってみたものの6回途中で降板。あとは関根、今年別人みたいに化けた高橋憲、三者連続空振三振(!)のスーパー芝草、締めは伊達と細かくつないで貴重な勝ち試合を守りきった。
世間のニュースにはどうか知らんが、嬉しい嬉しいこの一勝。アメリカ帰りの投手という人目を引く設定(そろそろ賞味期限切れですか?)の相手から満塁弾というテレビ受けのする活躍だけに、木元は今夜のニュースに(数秒間)映るのは間違いないと現場では思っていたんだけど、よくよく考えてみれば今日は西武ダイエー、阪神讀賣という大物と重なっているので、望みは薄そうだなあ。残念。
アメリカ帰りといえば8回裏に、オリックスの擁するもう一人のアメリカ帰り、マック鈴木の試運転。触れ込み通りの快速球を見たが、これまた制球定まらず、四球四球と「小笠原の」ヒット(強調してみる)で満塁にして、内野安打で1失点。球速は151、152キロまで出たけれど、どうやら150を超えるとストライクが入らなくなる模様。
帰り際には、オールスターファン投票に『先発投手・吉崎』『一塁手・木元』へそれぞれ一票を投じておいた。
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・「調子は悪かったですけど、悪いなりに最低限の仕事を・・・」と淡々と語ってくれた『投のヒーロー』吉崎
・死球合戦はオリックスに軍配(吉崎1−吉井1、戸叶1、嘉勢1)
・内野安打大会でもあり、阿久根など難易度Aの捕前安打を決める
・エチェバリア、一死球一安打の後代打を送られる
・代わった上田はバントも出来ず(いつものこと)
・つい熱くなって沢山書いてしまった・・・全部読んでくれた人(いたら)ありがとね
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