(屋根だけドーム、西武5-1日本ハム)

今月頭頃からある西武線の車内広告で、打球の行方を見やる背番号42の図に『スタンドが、そのボールを呼んでいる』というのがある。そんなん皆が待ってると決めつけてくれるなと思って見ていたんだが、果たしてその広告の男、待ってる人たちばかりが詰めているライトスタンドポール際へしっかりとぶち込んでくれた。カブレラ決勝満塁弾ー。

先週から4試合連続二桁得点、昨日までに昨年の覇者西武に連勝中と波に乗ってるファイターズでも、わしが球場へ現れた途端にこれだ。今年の観戦勝率がついに5割を切ってしまったし、もしかしたら今年の私は疫病神かも知れんですよ。

クローマー、帰ってきてますね。しかも大活躍らしい・・・。坪井の後ろの6番で起用というのはお試し期間中(駄目だったら返品)なんでしょうか。まあパワー先行で確実性の望めないバッターは6番7番くらいに置いて、打席に立つ前に怖がられる(実際に打席に立たずとも良い)というのが適任とも思えますが。

今日は最初の打席で高々と打ち上げた打球がまっすぐ伸びてバックスクリーンへソロホームラン。

しかし去年からの『満塁で打てない』伝説は生きていて、3回表、二死満塁で一ゴロ。

満塁のチャンスは同点にされた8回にも来たんだが、今度は代打・高橋信がサードゴロ。いくらいい当たりでも、ゴロはゴロ。

ハム先発のシールバックは得意の『四球→併殺打』を駆使する『ストライク入らなくても何とかなるぞ投法』で力投し、マクレーンにクローマーが打ったのと似たようなホームランで同点とされるが、7回を投げて1失点で勝てないというのもアレなんだけども打つ方がアレだから仕方ない。

そんなこんなで運命の8回裏、西武はある意味1番からより良いかもしれない9番からの好打順。ハムは左の清水に代えるが、内野安打にフォアボール(和製英語)、小関のバントはお約束。清水に代わった立石も、続く平尾にフォアボール。

次のバッターは誰ですか?ハイそうです、カラブレラでしたー。

今日のシナリオを書かれた方、これ読んでたら名乗り出てください。カブレラの満塁弾ですって?ありがちすぎてつまんないですよう。

後は「田豊」の登板となり、客席からみるみる人が減ってゆく。ここは出口が外野席の向こうにしかないので帰る人たちの流れが目に見えてわかり、これが寂しさを演出してしまうのは構造上の欠陥と言えよう。

ああいう光景をを目にしてしまうと、是非ともここから試合を盛り上げて後悔させてやらねばと思うのだが(嫌な人)、金子や井出の会心の打球はいずれも外野の守備範囲、何事も無く迎えた終幕であったよ。


今季は打撃好調の島田、今日は4番に座ったが、勝負どころで三振、バント失敗といいところなし。特に同点で迎えた終盤のバント失敗は痛いところ。

「4番にバントをさせるな」とか言うつもりは全然ないし、状況にもよるけどバント自体を消極的な作戦とは思わない。ただ、無死一二塁で厳戒態勢を敷く内野陣を相手にきっちり決めた小関と比べてしまうだけ。どうして西武の人たちってバント上手なんだろう?元西武の奈良原さんにでもいいから、一度教わってみたら如何でしょうか。

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