(東京ドーム、ハム3−3ダイエー)

あまり言いたくはなかったが、今年のパリーグもそろそろ見えてきた。今夜もダイエーの優勝を待ち望む大観衆が押し寄せて、外野スタンドは見事に満席。ちょっと隙間を挟んで指定席にも大勢、ダイエーベンチの真裏あたりに至っては、それこそびっしりと。

終盤、僅差ながらダイエーの勝ちが近づくにつれて、一球ごと、一アウトごとに、客席のあちら半分(もしくはそれ以上)が熱くなっていくのがわかる。しかし9回裏1アウトまで追い込まれたところで現れたるは代打・島田。この最高の見せ場で、最短距離でレフトスタンドへ運ぶ同点ホームラン。

すんばらしー。

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久々に見るファイターズ戦の相手は、結局西武との三連戦にも勝ち越して勢いに乗ってるホークス。主に3塁側の大観衆は元より、試合開始直後からの雷雨も、いつぞやの正田君(+岩本氏)大爆発の試合を思い出させてダイエー寄りの雰囲気作りに抜かりなし。ここは東京ドームだぞ。

いよいよ本格的になった風雨がドームの屋根を揺すっていた2回裏には、早くもダイエー打線に火がつき快音続いて2点先取されるが、今夜はひとり冴えなかった柴原を打ち取り、金村ここは2点でしのぐ。

ホークス先発はなんだか連勝記録が続いてるらしい斉藤カズミ、何せ相手は落ちる球さえ投げていれば打てない人が揃ってるハム打線。小笠原の一発(初球打ち)のほかは危なげなく、ということもないんだけど、今夜も満塁のチャンスに打てなかったエチェバリアの神がかり的な勝負弱さにも助けられて7回までは1失点。

その後8回裏のソロアーチでほんの少し借りは返した格好ながら、4番に座る者がこう頼りなくてどーするのだ。そして、クローマーといい彼といい、どーして毎年似たような人が入団するのかこのチームは。

勝負弱いといえば10回裏は一死一二塁、一打サヨナラのチャンスに井出さんと信二さんは二人揃って三振。どーしてこうこのチームは。どーしてこう。

そんな打線でも、あの「29点打線」を相手によくも引き分けにできたもの。特に一点もやれない延長3回を投げきった建山様。伊達さんがお休みのため二人分のお仕事、本当にお疲れさまでした。ところで明日は誰が締めるのでしょう?

助けてドラえもーん

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最後の打者はエチェバリア、投手交代(篠原→岡本)で待たされた挙句に、止めたバットで内野ゴロ。負け試合を見たような後味の悪さ。

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