日本對臺灣戦とか

2003年11月6日
わーい、小笠原が打った。
今日は8番だったけど、
タイムリータイムリー。

・・・

それだけですか?
それだけなんですか?


そうだ、ベストナインのパ三塁手部門はどうして票が割れたのだろう?しかも「ネルソン」「フェルナンデス」に一票ずつって。せめて川?だったらわかるのだけど。

んー

がんばれ小久保

2003年11月3日
移籍発表のタイミングや、行き先が讀賣球団という事実にダイエー球団の経営事情など加味して深読みすると、何ともいえない味のあるニュースではある。

しかし小久保の欠けた三塁の穴に川?が収まってこそ今季の強力打線があったこと、新たな四番打者が育っていることを考えれば、来季以降のホークスで必ずしも去年までの立場が保証されないかも知れない。

本人がどう思われているのかは、わからんけども。

讀賣球団に必要な選手かどうかはともかく、大好きなホームランバッターには違いないから、言われてみれば考えられない話でも何でもない。

移籍するからには、入団早々怪我が再発してシーズンを棒に振って雇い主から給料泥棒呼ばわりされるようなことのないよう祈るばかり。
・どうして選抜に洩れた選手により構成されるチームが『プロ野球選抜』と名乗りますか?

・野球チームをひとつ作るとします。人数制限は二十人とあと少しです。遊撃手の専門家は何人ほど必要ですか?

・日本球界のトップ選手が集まって組んだ二つのチームが戦いました。外国代表チームと戦うのは勝ったほうのチームですか。それとも負けたほうのチームですか。

(私は酔っ払いではありません)

簡単に言っちゃう

2003年11月1日
たまに勝つとヒルマン野球が勝っただのヒルマン采配が当たったのと無責任なほめ方をされがちなのは、つまるところ大抵の人にはハムが勝とうが負けようが大したモンダイではないんであろう。

世間にどう見られるかは別に問題ではないにしても、もう少しだけでもダイエーファンその他に嫌がられるくらいに勝ててたら面白いのにな、とは思う。

ふり返ってみれば今シーズンのファイターズ、一時は勝率5割に近く、3位が見えてたことさえあった。(※1)

打高投低リーグの中でダントツの成績を残すバッター(言わずと知れたあの人)を擁しながらこの成績に終わった原因はご存じの通り、全壊先発投手陣に他ならない。何せ終盤の9月に限っていえば、チーム防御率はあのオリックスを越えていたらしいし(まだ根に持ってる)。

ヒルマン監督お勧めの亜米利加流中4日ローテに耐えきれなかったのか知らないが、今季のこの結果をみて監督の采配が誤りだったと断じる気にもなれない。

監督業の成果はたかだか1年間で出せるものではない。結果が気に入らないといって毎年のように懲罰人事のごとく監督の首を切っていたら、良くも悪くも何も変わらない。

せっかくチーム名も本拠地も変わるのだし、この際アメリカ模倣一直線らしいオリックス並の独自路線(※2)を模索するのもまた良し。

それにしても、ファイティーをお払い箱(※3)にしてまで起用したあのマスコットに不安をかき立てられるのは私だけであろうか?

---
※1)数字からすると若干無理があるが、ファンの目にはそのくらい見えてたってことよ

※2)勝ち星やお金儲けに繋がっているかどうかはともかく、日米球界の風通しを良くする意味はあるんじゃないか、なんて勝手に思ってます

※3)解体してカードの一部に加工されたという。
http://www.fighters.co.jp/info/info01.html#dna

内弁慶シリーズ

2003年10月26日
打線も投手も互角だと、最後は守りの良し悪しが勝負を分けるものか。なんて思ってたそばから、今まで幾度となくチームの危機を救ってきた阪神のショートがタイムリィエラー・・・

人工芝球場の高いバウンドが結果的にダイエーを救ったか?さすがは内弁慶シリーズ・・・。そうやって変に深読みしてくと初回の川崎のセーフティバントにもぢんこう芝ヒットの疑いが。(あるか?)

驚いたのは岡本氏が全然打たれないこと。このままいけばMVPもあるか?(ない)

敬称略

2003年10月22日
1. 「タナカ」 といえば?
田中幸雄(内野手)
2. 「サイトウ」 といえば?
斉藤和巳
3. 「スズキ」 といえば?
鈴木一朗
4. 「アライ」 といえば?
新井宏昌
5. 「ムラタ」 といえば?
村田兆治
6. 「ノムラ」 といえば?
野村克也
7. 「マエダ」 といえば?
前田智徳
8. 「カトウ」 といえば?
加藤大輔
9. 「イシイ」 といえば?
石井丈祐
10.「ワタナベ」 といえば?
渡辺久信
11.「ヤノ」 といえば?
矢野和哉
12.「タカハシ」 といえば?
高橋信二
13.「ゴトウ」 といえば?
後藤光尊
14.「アベ」 といえば?
安部理
15.「仁」(下の名前) といえば?
思いつかない
16.「ミヤ」 といえば?
・・・宮本慎也
17.「がんちゃん」 といえば?
元エース#18
18.「守護神」 といえば?
豊田清
19.「カタカナ選手」 といえば?
イクロー(葛城育郎)
20.「ライバル」 といえば?
森慎二・豊田清
(於東京ドーム、東京ファイターズ3-4所沢ライオンズ)

2点リードで9回表を迎えたときには、このまま勝ちきるものと信じて微塵も疑わなかったんだけど。

昨日の5番も今日は7番、通年の成績からしても「所沢ラストイヤー」が決まっていそうなマクレーンに、土壇場でまさかの同点2ランホームラン。

そりゃないよカルロス。

ファイターズはチーム丸ごと東京ラストイヤー、見慣れない大観衆を前にして珍しく緊迫した好試合。7回裏にようやく均衡を破る小笠原の2点タイムリーでこの上なく盛り上がってて、絶対に絶対に今日は勝てると思ってたのに。

伊達建山がいてくれたら、なんて今更言っても仕方ない。最終回まで引っ張ったミラバルが追いつかれたばかりか、清水と二人で走者をためて、とどめは芝草によく似た人(とてもよく似ていたけどあれは絶対に別人)が押し出しで、あっという間の逆転劇。

伊東勤の引退試合に敗れたライオンズ、余所の球団のイベントに花を添えようという気はないらしい。

もっとも彼らには「優勝」がかかっているのだから、くだらない冗談を言っている場合ではない。それは勝利への執念も生まれようというものだ。

優勝が見えるから勝負強いのか、勝負強いから優勝を争えるのか。どちらにしてもこの記念すべき試合で、何かの差を見せられてしまった気がしてならない。

北の大地に居を移す来年度、どんなチームになるものか分からないけど、引っ越しなんてなくても話題になるような強いチームになってほしい。と些か無責任なことを書いて締める。

寂しくなるな。
まだ野球のこともプロ野球のこともよく知らなかった頃のこと。初めて野球場で野球を見たとき、すでに西武のキャッチャーは背番号27、「伊東」だった。

ハムは田村、ロッテは袴田、近鉄は梨田だったが、それはまた別のお話。

あれからもう、20年近くも経っている。その間のライオンズや伊東捕手については、色々ありすぎて何を書いたらいいのか分からない。

幾度にもわたるリーグ制覇に日本一、最強の西武軍団にはいつも捕手・伊東勤がいた。

常勝時代を知る選手が年々少なくなり、自身もコーチ兼任ながら望んで現役を選んだ昨季。正捕手としてリーグ優勝を果たしたときには、まだ引退は遠いとばかり思っていたけど。

今はただ、「長いこと、お疲れさまでした」という言葉しか見つからない。

出来ることなら捕手として日本一の座に返り咲き、昔を懐かしむように言われる「西武の黄金時代」というフレーズを過去のものにしてほしかった。

だけど伊東の挑戦は終わった訳じゃない。悲願の成る日はきっと来るだろう。そんな気がした。

---

選手伊東の最後の仕事、2回裏は二死二塁、バーンの前に二ゴロに終わる。野田捕手に交代した3回以降に好調と見えた松坂が乱れ、5回表にローズの満塁弾などで7失点。結果3−9で近鉄勝ちながら、ヒーローインタビューはなかった。

柴原一発、松中二発

2003年9月25日
(日本ハム戦士1-5ダイエー鷹)

もう少しで終りです。あと少しで東京ファイターズの試合も終りなんです。いまだに実感が全然ないんだけど(困ったもんだ)。

たしか去年の今頃に見たダイエー戦は、内野席なんてそれこそガラガラの真っ青。人もまばらな外野席にポンポン飛び込むホームランを投げやりな気持ちで眺めつつ「打撃練習見たようだ」なんて書いた記憶があるが、今日は一転、大観衆。

これもひとえに優勝の見えたダイエー人気によるものであろ。有難や有難や。

さて、わしの見てない隙にものすごい勝負強さを発揮していたらしいファイターズだけども、今日は始終勝てそうな気配なし。試合の運びだけは、上に書いたガラガラ試合と似たようなもの。


でも今日は、せっかく金村くんが

たったの5失点

に抑えてくれたんだから、勝てるチャンスだったんだけどなあ。

小笠原も坪井もエンジェルもいない打線はたしかに手薄いのだけれど、いかに何でも1点は寂しすぎる。


チャンスを二度もつぶした西浦(しかも二死では三振、一死で併殺という念の入れよう)に明日はあるのだろうか?

チームの安打の半分打った(6本中3本)島田さん。臨時3番を任されるが、ここ一番にはやっぱり強い。

ようやく返した1点は木元のタイムリー、先発が左腕でも使ってもらえるなんて成長したよな、今年一番の収穫か。


などと、なんとなくまとめに入ってしまってる私の態度はファンとして後ろ向きに過ぎますか。


それにしても、相変わらず三振の多いこと。

オリックスを越えた

2003年9月18日
9月に入って投手全滅のファイターズ、
昨日の試合を終わった時点で、
今月の試合あたりの平均失点は8.5だそうです。
何点取れば勝てますか。

耐えてこそエース

2003年9月15日
(東京ドーム、日本ハム3-2千葉ロッテ)

実は今日負けると5位に転落するという(ゲーム差だけ見れば)、今パリーグでもっとも熱いこの一戦。ハム先発は「何点取られてもなぜか勝つ」神通力もいよいよ薄れてきて、ここしばらく良いところがない「エース」ミラバル氏。

今日の出来はどうかというと、出だしから飛ばすこと飛ばすこと。2回までに被安打5本に、一人歩かせてるから許した走者はあわせて6人。

先発陣が総崩れの今日この頃、つい昨日も壊れ試合を見てきたばかりなので、今日もまた始まってしまったかと思ったのは絶対にわしだけじゃないはずだ。

なのに堀コーイチ、福浦とうるさいところを併殺に仕留めて、どうにか2失点で済ませてしまった。

果たして調子がいいのか悪いのか、まあ悪いんだろうけど、昨日建山が3回を投げきるなど救援陣もお疲れのはずだ。代わりはいないぞ、耐えろミラバル。耐えてこそエースというものだ。

1回裏の攻撃はミンチーとかいうでかい人の前に5分くらいで終わらされたが、2回裏には木元上田の連打と、高橋信二の野選気味の内野安打で一死満塁。

田中賢介の犠飛で1点差、奈良原先生という目立って背の低い人がヒットで同点。勢いこのまま逆転といきたいところだったが、井出氏歩いて、やや打撃が下降気味の坪井氏は凡退で同ここは点どまり。

どうしたことか、3回以降はミラバル氏が立ち直る。相変わらず変化球(たぶん)がポンポン跳ねてキャッチャー信二を困らせてたが、何より点を取られてないんだから立ち直ったと言って差し支えあるまい。

併殺二度のフェルナンデスに助けられたということもあるが、それを言うとハムも敵失がらみの一死一二塁をあっさり逃しているので相手のことばかりも言えない、つまりは投手戦ならぬ拙攻合戦であったと。(ああ、書いちゃった・・・ぼかそうと思ってたのに)

そんな試合を救ったのは小笠原氏の、今季30号にして通産151号となる一発。頼りになるのならないのって、本当にこの人は。

最終回は好調里崎にヒット、代打初芝に二塁打と打たれてピンチを招くも、ベンチは動く気配なし。結局チャンスに弱いことで有名な小坂氏を打ち取ってゲームセット。

しかし初芝が頑張って二塁まで走ったというのに、ホーム突入は無理だったんかなー。もう二死だったし、代走屋(代田)の見せ場なんてここしかない、と思ったんだけど。

何はともあれ終わってみれば、ミラバル・ミンチィ共々完投という、序盤の乱れようからは想像も出来ない結果になってた。

ミラバルの乱調に始まって、ミラバルの踏ん張りで締めたこの試合。こんな試合を終いまでどんな気持ちで投げつづけたかと思うと、まったく投手というのは孤独な職業だと思う。

---

・試合前、何の前触れもなくどっかのダンススクールの発表会あり。小さい子たちの踊りが可愛かった。(あとファイティーも・・・ノリノリだし)
・ミチヒロ「ガッツ」小笠原、4年連続30本越え達成☆
・実際、序盤は相当投げやりな気持ちで見てました

なんと豊田に3勝目

2003年9月14日
(西武ドーム、西武9−10日本ハム)

ハム野球にとって、先発投手の役割は「前座」です。味方がいくら点を取っても、試合に緊張感を絶やさないようなバランス感覚を重んじた投球が要求されます。そういう観点からは、今日の正田くんは文句なしの及第点といえますね。ああ、全くもう。

西武の先発チョウシカの投げ合いはまさにチキンレース。チョウは木元3ランとその他たくさんで初回に4失点、3回までに7失点でもいっこうに降板する様子がない。我らが正田も毎回失点、3回途中で5失点となったところでたまらず逃げ出すが、伊藤に加藤に立石と、代わって出る人みんな打たれる。

やっぱりこういうのは、先に弱気を見せたら勝てないのねえ。あちらを見れば張はどうにか立ち直ってるし、一時は4点あったリードが、5回までには−2点に減っていた。

反撃は球場をあげてゴミの投げ捨てを煽る(*)ラッキーセブン、先頭の小笠原が初球打ち、それこそ目の覚めるような一発をライト場外に叩き込む。代わった帆足をまた攻めて、奈良原先生のタイムリー内野安打で同点。

延長となって10回表、当然相手は豊田清。二死から走者を二人出し、最後に決めたのはやっぱり島田さん。

今日は5番で先発出場、序盤はずっと音無しながら、最後の最後で決勝ヒット。二塁から帰ってきた小笠原の突撃シーンは熱かった。長いこと待った甲斐があったわ。

島田さんのヒーローインタビュー、もう何度聞いたかしらね。だけどインタビューの係にひとことお願い、あの人は気の利いた受け答えが絶対にできないので、変にひねった質問は控えてください。会話にならんから。

まあ、そんなとこも味があって好きなんだけどさ。

勝ち投手は8回から10回までを9者凡退に抑えた建山。今のハム野球では、最後に出てくるのが「真打ち」であって、一番いいピッチャーなんです。ブルペンはほぼ空っぽのまま、当たり前のようにえらい仕事をやってくれました。

10回裏は一塁西浦、三塁小笠原の好守も飛び出して、攻めても守っても勝ち試合ってこういうもんだよな、という感じの勝ち試合だった。

小笠原の一発は今季29号、通算150号だったそうだけど、個人の記録よりもこの一戦に勝ったことの方がうれしい。色々あった試合だけに、なおのことそう思う。

---

・カラブレラの一発も通算150号だったらしい
・6、7回にひそかに立ち直ってた立石も影の功労者
・ショートの守備位置まで金子とぴったり横に並んで走る石本(謎

---

*ビール売りに混じって風船売りが客席を回ったり、7回攻撃前の球団応援歌が終わるとスクリーンに「ウイングバルーンGO!」という文字が出るなど、球場をあげて風船飛ばしを勧めている。

大抵のハムファンに風船を飛ばす習慣がないということに気づいていないのか、あるいはそんなことは問題にせず「郷に入りては郷に従へ」という態度なのか、いったいどちらだろうか。

ざる

2003年9月10日
(東京ドーム、F 5-7 Bw)

おそらく同じ頃の神宮球場では満員の客席から色とりどりの風船と唾液が宙を舞ってお片づけの人が目を回しているであろうに、後楽園ドームときたらこれでもかとばかりに一面の青(※1)。

まあ、こんなときに消化試合など見ているわしも余程の物好きではある。どうせ向こうが気になるなら、家に帰ってテレビで観ていれば良さそうなもの。ところで今夜のヤクルト阪神は、専門局でしか観られないんだろーか?

---

いつから続いているか覚えてないが、たまに三塁側で観戦してると、日本ハムは必ず負ける。もっとも、そちらで観るのは西武戦かオリックス戦に限られるが(※2)。

今夜はファンクラブ特典であるとこの、背番号88・ヒルマン監督のピンバッヂをポケットに、久しぶりに三塁側へ侵入してみた。

ところが今夜は一回裏からハム猛攻撃。連打連打に一塁手塩谷のエラーも手伝って、この回だけで一挙に5点。

さすがチームの勝ち頭、カルロス『防御率は言わない約束よ』ミラバルが投げてると、打線の勢いが全然違う。

対するオリックスは3回まではほぼ無音、日高葛城後藤と三者三振を披露しているようでは、わしのささやかなジンクスもついに破れるとしたものだろう。

しかし塩谷の犠飛で1点を返すと、オリ応援団の
「きせきのいっぱつ、オーティズ!」
という妙なコール(※3)に応えるように、オーティズが左翼広告直撃(見えなかったけど、大きさからして当たったと思う)2ランで3点差。

そして続く5回の表だ。

先頭日高の二ゴロを、しばらく大人しくしていた田中ケンスケが得意の悪送球(記録はH)。走者を一人加えてバッター後藤はファーストゴロ。ここでやはりしばらくは大人しかった木元がものの見事に2点タイムリーエラー。

あっという間に同点。

初回猛攻のきっかけが敵失なら、追いつかれるのも失策。

記録に残らないながらすっとろい守備で金子のヒットを一本増やしたBw三塁手といい、なんとも締まらない前半戦。もしこんな試合ばっかりだったらお客の入りが少ないのも無理はない。

勝負を決めたのは山崎タケシ、わしの席の二列ほど前に飛び込んだ目の覚めるような弾丸ライナーで1点勝ち越し。

ハムは7回に走者二人を送り出し、逆転の絶好機を迎えるも、オリックスはワンポイント継投で必死の防戦。小笠原×岩下、エチェバリア×萩原にそれぞれ敗れ、それまで。

まったく話にならないザル試合が、いつの間にか熱い試合になってた。初回に5点取られた本柳は勝って、ハムは力及ばず競り負け。そして、わしのどーでもいいジンクスは結局続く。ごめんなさい、次はそっちで観ます。

---

・反撃の犠飛を放った塩谷に「しおたに」コールが起こるが、ヒーローはこぼした球を拾いに走って後ろを向いてた
・ザル試合の中で好守を見せるは小笠原、三遊間の当たりに飛びついて負け越しの危機を一度は救う
・高いバウンドの二ゴロを間一髪で刺す、オーティズの好守という奇特なものも見た
・最終回、相川のホームランはグローブ持った子供がダイレクトキャッチ
・高橋『打撃は捕手陣ではNo.1』信二のファールは天井に当たる

---

※1)オリックスファンが大勢詰め掛けたという意味ではなく、客席の椅子の色をいっているのである。まず間違えることはなかろうが、念のため断っておく。
※2)理由については、察して戴きたい。
※3)気づいている人はほとんどいなさそうだが、オリックス応援団は妙なコールが好きである。
「うって、くーださーい、やーまーざきー!」
などは、余所ではまず聞かれないのではないか。
河口湖にきました
河口湖は、チャンスに必ず三振する
俊足外野手(背番号5)のふるさとです
そういうつもりで見てみれば
富士急線の駅近くの商店街だけでも
「井出商店」「井出医院」といった看板が
いくつもあります
「井出といえば、出かける前の試合でも、
一打サヨナラのチャンスで三振してたっけ」
そんなことを考えながら歩いてました
(東京ドーム、ハム3−3ダイエー)

あまり言いたくはなかったが、今年のパリーグもそろそろ見えてきた。今夜もダイエーの優勝を待ち望む大観衆が押し寄せて、外野スタンドは見事に満席。ちょっと隙間を挟んで指定席にも大勢、ダイエーベンチの真裏あたりに至っては、それこそびっしりと。

終盤、僅差ながらダイエーの勝ちが近づくにつれて、一球ごと、一アウトごとに、客席のあちら半分(もしくはそれ以上)が熱くなっていくのがわかる。しかし9回裏1アウトまで追い込まれたところで現れたるは代打・島田。この最高の見せ場で、最短距離でレフトスタンドへ運ぶ同点ホームラン。

すんばらしー。

---

久々に見るファイターズ戦の相手は、結局西武との三連戦にも勝ち越して勢いに乗ってるホークス。主に3塁側の大観衆は元より、試合開始直後からの雷雨も、いつぞやの正田君(+岩本氏)大爆発の試合を思い出させてダイエー寄りの雰囲気作りに抜かりなし。ここは東京ドームだぞ。

いよいよ本格的になった風雨がドームの屋根を揺すっていた2回裏には、早くもダイエー打線に火がつき快音続いて2点先取されるが、今夜はひとり冴えなかった柴原を打ち取り、金村ここは2点でしのぐ。

ホークス先発はなんだか連勝記録が続いてるらしい斉藤カズミ、何せ相手は落ちる球さえ投げていれば打てない人が揃ってるハム打線。小笠原の一発(初球打ち)のほかは危なげなく、ということもないんだけど、今夜も満塁のチャンスに打てなかったエチェバリアの神がかり的な勝負弱さにも助けられて7回までは1失点。

その後8回裏のソロアーチでほんの少し借りは返した格好ながら、4番に座る者がこう頼りなくてどーするのだ。そして、クローマーといい彼といい、どーして毎年似たような人が入団するのかこのチームは。

勝負弱いといえば10回裏は一死一二塁、一打サヨナラのチャンスに井出さんと信二さんは二人揃って三振。どーしてこうこのチームは。どーしてこう。

そんな打線でも、あの「29点打線」を相手によくも引き分けにできたもの。特に一点もやれない延長3回を投げきった建山様。伊達さんがお休みのため二人分のお仕事、本当にお疲れさまでした。ところで明日は誰が締めるのでしょう?

助けてドラえもーん

---

最後の打者はエチェバリア、投手交代(篠原→岡本)で待たされた挙句に、止めたバットで内野ゴロ。負け試合を見たような後味の悪さ。
(西武球場(蓋付)西武10-8ダイエー)

やっぱり夏は野球ですよ。野球は夏ですよ。何せ暑いですし。暑くなけりゃあいけません。冷房の効いた野球場なんて邪道です。ついでに言うと屋根も邪道です(カブレラいるし)。

お客も見事に大入りで、いつもは主役の外野応援団も、一球ごとに球場全体から湧き上がる熱い歓声に押され気味なほど。

たかが野球を見るためだけに、押し寄せたこの大観衆。こんだけの人の見てる前で天下分け目の試合をやってる奴らはまっこと幸せモンさあ。

やっぱり夏はこうでなきゃいけませんって!


・・・ちょっと暑さにやられ気味なので細かいところは気にしないで読んでください。

もうマジックの出てるダイエーと西武とのゲーム差はたしか5か6くらいなので、3連勝すればようやく面白くなるという手合いだから、そりゃ西武としては負けられないに決まってる。

そんな大事な大事な戦いで、ライオンズは佐藤トモアキ。ダイエー和田からプロ入り初のホームランは、なんと逆転満塁ホームラーン!

ダイエー城島の二打席連続もかすんでしまう(やっぱり負けてしまっては・・・)、反撃ののろしのカブレラ場外弾もかすんでしまう(その後、肝心なところで凡退じゃあねえ・・・)値千金のこの一打。

いやあ、いいもの見ました。

1番と4番が怪我でお休みしてるはずなのに、そうは見えない手厚い打線(大道先生が控えに回るくらい)の猛打ダイエーは最後の最後まで食い下がって見せた。

立ち上がり好調かと見えた和田が制球に苦しみだすと、初回三者三振を喫した「ストライクアウツ」が三連打、続いてカブレラが駄目でも俺がいるぞと佐藤トモアキ。

ダイエーも西武も強いわけだよ。


プロ入り初が満塁弾といえば、やはり西武の安部理氏がそうだった。あの時の相手も(南海)ホークスだったな。さすがにピッチャーは誰だか忘れたけど、2番金森、6番安部という打順からして右投手には間違いない。

これはたしか小学生の頃のことで、このあたり自分でも細かいことを覚えているものだと思うんだが、今日は夏休みってこともあって大勢押し寄せてた子供らも、この日のこの試合のことは、ずっと覚えててくれたらなあ、なんて事を思ったものよ。
テレビ観戦中に地震がきた。ぐらりと大きく揺れたので、あわててコンロの火を切るなど安全を確かめたのちにテレビに目を戻すとローズの2点タイムリーヒット。

しかし今日投げているのは、何点取られてもなぜか勝ち投手の「奇跡のミラバル」。なんとかなるさ。

---

【教えて奈良原センシュ】

Q.ハムはどうして投手交代が遅いのですか?

A.監督に聞いてください。

それだけ個々の選手の仕事を信頼しているということだろう。たとえ失敗しても自らの力で取り返す機会を与えられているんだ。それでこそプロってものだろう?

それとも何か、まだ3回しか投げていないっていうのにマウンドが合わないの腕に違和感があるのと我が儘を言ってとっとと退場した先発に代えて、今や左で投げるだけが取り柄になってるノーコンピッチャーを送り出して3点差をあっさり追いつかれるような某関西球団のようないてまえリレーが望ましいとでも言うのかい?
(於東京ドーム、日本ハム8-2オリックス)

言うまでもなく今日の見所は奇跡の「29点」を成し遂げたオリックス投手陣に他ならない。今日の先発は、剛速球とピンチのときの荒れ具合が魅力のセットアッパー、牧野るいるい。

予告先発「マキノ」を聞いたときには間違いでないかと思ったけども(註:実際は今季二度目の先発であり、不勉強を思い知る)、先日は萩原氏の先発もあったそーだし、苦しいお台所事情もあってはそんなに不思議なことでもないか。

とまあ、その程度の気持ちで観ていたのだが、始まってみればハム先発金村氏と揃って好投で、なんと両者3回までパーフェクト。

5回までに許した点は、落ちる球が絶対に打てない4番エチェバリアに落ちそこないの球を打たれたタイムリーの1点だけ。ハム打線は落ちないほうの球にも力負けしてるようで、なかなか点が入りそうにない感じ。

対する金村氏は、谷のタイムリーと指名打者山崎氏の

ザ・出会い頭

で1点ずつ失うも、後は落ち着いて余計な点は与えない。

互いに要所を締めて2-1とオリックスがリード、こうしてみると5回まではいい試合だったような。

急造先発だし、そろそろ交代もあるかと思って見てた6回裏、奈良原坪井といい当たりの二塁打二発であっさり同点、無死満塁から木元の凡ゴロで逆転。ストライクが入らなくなって、しかも素人目にも明らかなくっきりボールばかりになってた牧野さんはここでようやく交代。

8回裏には二番手萩原を攻めて無死二、三塁、ここで現れたるは奇跡その一「26点」の立役者・吉井。エチェバリアを三振に打ち取ると、続く木元を

敬遠しました

いまだにどういう理由なのかよくわからない。いつか木元に満塁弾を打たれたという私的な理由でもなかろうし。

しかし、次のバッターは島田さん。そりゃあ、打つよなああ。フォークか何か落ちる球を、やや体勢を崩しながらもまっすぐスタンドへ持ってった。島田8号満塁ホームラーン。

6回以降は金村-建山がほぼ完璧に抑えて、最後は安心の6点差。

「え、いつもと同じですよ」
「外野フライでもよかったのに、打球がよく飛んでくれたので」
今日は金村と並んでお立ち台、島田さんのインタビューはいつもこんな調子。ヒーローだからって呼ばれてるのに、場違いなところへ来てしまったような話し方なの。面白いからもっと打って。

---
・5回表、山崎の勝越しホームランに「このままだと、タケシのヒーローインタビューか?(笑)」と色めきたつ一部観衆

・内野二階席に謎の「応援団」がいた。
常に攻撃側の「応援」に参加して、叫んだり歌ったりしてる。
点が入れば「いいぞいいぞ」と囃し、かと思えばピッチャー交代の時にはピッチャーの名前を連呼する。
おまけに敬遠策を見るや皆で「ブーブー」と声を合わせる。
この一連の動きを組織的に行う数十人は一体どういう集まりなんだろうか?

ラジオ聞けるかな

2003年8月2日
昨日の真夜中、BSでオリックス対ダイエー戦のダイジェストを放送してたんで、つい見てしまった。

勝も負けるも実力と言ってしまえばそれまでだけど、あまりといえばあんまりな大量点差。

「球が高いですねえ」
「気迫が感じられません」
アウトの一つも取れない先発投手に、冷静なNHK解説がかえって辛い。

代えのピッチャーも、開始後20分では誰も準備は出来てない。バックもエラーで足を引っ張るし、攻めては三振の山。

なんだか見てるほうまで辛くなるよな試合だったが、結局最後まで(ダイジェストだけど)見てしまった。

何か得体の知れないものを見てしまった気分で、何と言ったらいいのかわからない。一体どうしたんだ。

---
ところで、日替わりの打線が好調(水モノ)でひそかに借金を「1」まで減らしたファイターズ。今日明日の相手は西武、予告先発は「ツトム『ガン』イワモト、ナンバー18」

・・・こんな日なのに、夜はお仕事につき見に行けず。うぐぅ
(東京ドーム、日本ハム1−8千葉ロッテ)

【教えて奈良原センシュ】

Q.どうして今日は、奈良原さんはお休みなのですか?

A.監督に聞いてください。

それはね、今日の相手のブラック球団の先発投手が右の下手投げだからだよ。
右の横手投げや下手投げの投手は、右打者にとっては打ちづらく、左打者にとっては打ちやすいとされているんだ。だから今日は、上田君や阿久根君のように、左打席でバットを振れるだけが取り柄の選手を並べていたんだ。
もっとも私くらいの実力者になれば、相手投手が誰であろうと関わりなく打てるんだけど、監督にはそのあたりがまだよく分かっていないようだね。

ファイターズや野球に関する質問を待ってます!

---

今日の吉崎君は初回から壊れてた。どーしてもボール球から入るのはいつものことなのだけど、さすがに今日は打たれすぎ。

初回に先頭の黒い背番号5(黒いチームの人は全部同じに見えるので名前とかは略)にライトポール際に持ってかれる。オープン戦で宮本氏(ヤクルト)に打たれたのと同じところへ飛んだな、などと思い巡らしつつのんびり構えていたら、以下ずるずるとアウトのとり方忘れたような打たれぶり。

右翼を守るは坪井、浅いライナーに追いついて好捕するいい動きを見せて、ここは吉崎も意気に応えて立ち直ってくれぬかと思えども、2回までに柵越えが3発ではさすがに守りきれん。

対するブラック球団の先発投手はとても低いところから球を投げるという、ぐるりんこ吉崎君に対抗できるくらい変わった投げ方をする人。

どういう仕掛けかは知らんけども、この人の球は打っても打っても内野ゴロにしかならないという魔法の球。ハム打線が二巡りしたところで、坪井と小笠原がそれぞれ2安打するも、後が続かず無得点。

もうこれから先は、首位打者争いだけを楽しみに見ろってことですかい、お兄さん方?

5点を追う終盤にきた反撃の好機は2回。

まず7回裏一死満塁には古城さんが、ショート正面へおあつらえ向きの何とやら。併殺を嫌ってか無死一二塁で送りバントを使ってまで作った好機にこれじゃあいかんさ。

8回裏二死一三塁には、木元がファールフライに倒れて一巻の終わり。折角内野フライを落としてこの好機を演出してくれたブラック内野陣に申し訳ないとは思わないのか(無茶苦茶)。

反撃がままならないばかりか、9回表にはブラック内野陣の上を行くエラー大会でササキヨの足を引っ張り2失点につなげてしまい、もうこれは何と言ったらよいのやら。

終わってみれば得点は小笠原のソロの1点だけという、去年までには飽きるほど見た黄金パターンですことよ。

いや、あまり愚痴ばかり言っても仕方ない。

今日の小笠原は4打数4安打。一塁に走者がいれば空いた一二塁間を鋭く破り、二死走者無しでは思い切りよく振りぬいて、右中間へホームラン。この辺り意識して打ち分けているように思えるのは、ひいき目のせいばかりではなかろ。いずれにしても、彼は打率や打点のために打っているのではないはずだ。

今のところ同チーム内で首位打者のタイトルを争う形になっていてついそこへ目が行ってしまうのだけど、小笠原も坪井もいくら『首位打者争い』に関する言葉を求められても
「個人の記録より、チームの勝ちが大事」
「ライバル同士という意識はない」
と答える言葉に偽りはないんだな、と思う。

だから、個人記録の数字に一喜一憂するのは、優勝の目がまったくなくなってからにするべきなんかも知れない。

---
だけどさぁー、だからこそだよぉ、こんなとこでロッテなんかに負け(打切り)

1 2 3 4 5 6 7

 

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索