前半戦の締めくくり
2003年7月13日(東京ドーム、日本ハム6-5大阪近鉄)
レフトスタンドが赤い。日曜日だけあって一面が赤い。真っ青な内野席(※1)と対照をなしている、などの下らない冗談は言いっこなしだ。近鉄の応援が熱いのはいつものことだが、気のせいか昨日(※2)の勢いを持ち込んでいるように思えた。
終盤に近鉄応援席に掲げられた「ありがとう東京ドーム」の横断幕が気になって調べてみたら、どうやら今日が今年の東京ドームでの最後の近鉄戦だったようだ。
来年からはハムの本拠地ではなくなるので、ただ単に今年の最終戦というだけの意味ではない。
しかし今日の試合は、ミラバル投手がAnneMarie夫人のお誕生日に勝ち星のプレゼント☆さすがは西洋人、こういうところはマメだ。
初回からストライクが取れずテンポの悪い立ち上がりだろうが、味方が点を取るたびにホームラン打たれようが、兎にも角にも前半最終日に節目の10勝目なのだ。
連敗すると出てくる控え捕手山田勝の凡ゴロの間に先制すれば、北川に2ランを打たれてあっさり逆転を許す。
5回裏に下位打線からつないでエンジェル・坪井の連打で一挙に逆転して3点を勝ち越せば、すかさず大振り大王・中村に、そして二死から鷹野と阿部に、それぞれに外野手が追う気も起きないようなホームランを浴びて追いつかれる。
でもその裏に、併殺でチャンスを潰した島田さんが、やっぱり同じような特大ホームラン(ビールの看板に命中)で、これが今度こそ本当の決勝点。このあたりだけ見ると昨日の試合を見たようで、やっぱりハム×近鉄はこうなってしまうのか。
立ち上がりのミラバルを後ろで助けたのが、復帰したもののあんまり打てないので結局9番に落ち着きそうな古城、二回二死から三遊間の打球に飛びつく好守を見せる。
ところがだ、この一件で調子付いてということもなかろうが、続いては二遊間の難しい打球に追いつくが一塁へ暴投(1安打1失策)、終いには大振り大王・中村の打った正面のゴロをはじいた挙句に悪送球。
好捕二回に暴投二回だから相殺ってことで、帳尻は合ってるのか?今日は一安打打った(※3)からいいようなものの、こんなんが続くとレギュラー降ろされるぞ。守備要員なら他にもいるんだから(※4)。
もう少し真っ当な見どころをさがすと、打撃絶好調、オールスター戦出場も決めた坪井が小池から適時二塁打など4打数4安打。
そればかりか今日は守備でも見せた、8回表は一死二塁。先に逆転の2ランを打っている北川の打ったごく浅い右直によく追いつき、そのまま二塁へストライク!併殺で近鉄の反撃を断つ殊勲の好守(※5)。
終盤は昨日総崩れとなった裏リレーとは異なり、残りの3回を高橋憲、伊達、建山がほぼ完璧に抑えて一点差を守りきった。
まあ色々と怖い場面はあったものの、勝負どころの好守、しっかりつながる打線、僅差を守りきる救援陣と、勝負強さらしきものを感じた試合ではあった。
今日はオールスター前の最終戦、坪井氏のインタビューで「個人の成績よりも、前半戦はチームが勢いに乗れなかったので、後半戦はそんなことがないように・・・」とあったのが印象に残っている。
---
※1)テレビの巨人戦しかご覧にならぬ方はご存じないだろうが、東京ドームの座席は青いのである。内野席の一角がほぼ青一色であるということは、まあ、そういうことなのである。
※2)両軍合わせてホームラン11本が飛び交ったらしい。11-14でハム負け。主犯の正田氏はいつぞやのダイエー戦(観戦記有)以来の大爆発だったらしい。
※3)5回裏の猛攻は、この古城のヒットから始まっている。
※4)金子。
※5)このとき二塁で坪井の送球を受けたのが二塁走者を出した原因である古城氏であったことは、この国の言葉で言うところの因果(Ingua)というものであろうか。
レフトスタンドが赤い。日曜日だけあって一面が赤い。真っ青な内野席(※1)と対照をなしている、などの下らない冗談は言いっこなしだ。近鉄の応援が熱いのはいつものことだが、気のせいか昨日(※2)の勢いを持ち込んでいるように思えた。
終盤に近鉄応援席に掲げられた「ありがとう東京ドーム」の横断幕が気になって調べてみたら、どうやら今日が今年の東京ドームでの最後の近鉄戦だったようだ。
来年からはハムの本拠地ではなくなるので、ただ単に今年の最終戦というだけの意味ではない。
しかし今日の試合は、ミラバル投手がAnneMarie夫人のお誕生日に勝ち星のプレゼント☆さすがは西洋人、こういうところはマメだ。
初回からストライクが取れずテンポの悪い立ち上がりだろうが、味方が点を取るたびにホームラン打たれようが、兎にも角にも前半最終日に節目の10勝目なのだ。
連敗すると出てくる控え捕手山田勝の凡ゴロの間に先制すれば、北川に2ランを打たれてあっさり逆転を許す。
5回裏に下位打線からつないでエンジェル・坪井の連打で一挙に逆転して3点を勝ち越せば、すかさず大振り大王・中村に、そして二死から鷹野と阿部に、それぞれに外野手が追う気も起きないようなホームランを浴びて追いつかれる。
でもその裏に、併殺でチャンスを潰した島田さんが、やっぱり同じような特大ホームラン(ビールの看板に命中)で、これが今度こそ本当の決勝点。このあたりだけ見ると昨日の試合を見たようで、やっぱりハム×近鉄はこうなってしまうのか。
立ち上がりのミラバルを後ろで助けたのが、復帰したもののあんまり打てないので結局9番に落ち着きそうな古城、二回二死から三遊間の打球に飛びつく好守を見せる。
ところがだ、この一件で調子付いてということもなかろうが、続いては二遊間の難しい打球に追いつくが一塁へ暴投(1安打1失策)、終いには大振り大王・中村の打った正面のゴロをはじいた挙句に悪送球。
好捕二回に暴投二回だから相殺ってことで、帳尻は合ってるのか?今日は一安打打った(※3)からいいようなものの、こんなんが続くとレギュラー降ろされるぞ。守備要員なら他にもいるんだから(※4)。
もう少し真っ当な見どころをさがすと、打撃絶好調、オールスター戦出場も決めた坪井が小池から適時二塁打など4打数4安打。
そればかりか今日は守備でも見せた、8回表は一死二塁。先に逆転の2ランを打っている北川の打ったごく浅い右直によく追いつき、そのまま二塁へストライク!併殺で近鉄の反撃を断つ殊勲の好守(※5)。
終盤は昨日総崩れとなった裏リレーとは異なり、残りの3回を高橋憲、伊達、建山がほぼ完璧に抑えて一点差を守りきった。
まあ色々と怖い場面はあったものの、勝負どころの好守、しっかりつながる打線、僅差を守りきる救援陣と、勝負強さらしきものを感じた試合ではあった。
今日はオールスター前の最終戦、坪井氏のインタビューで「個人の成績よりも、前半戦はチームが勢いに乗れなかったので、後半戦はそんなことがないように・・・」とあったのが印象に残っている。
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※1)テレビの巨人戦しかご覧にならぬ方はご存じないだろうが、東京ドームの座席は青いのである。内野席の一角がほぼ青一色であるということは、まあ、そういうことなのである。
※2)両軍合わせてホームラン11本が飛び交ったらしい。11-14でハム負け。主犯の正田氏はいつぞやのダイエー戦(観戦記有)以来の大爆発だったらしい。
※3)5回裏の猛攻は、この古城のヒットから始まっている。
※4)金子。
※5)このとき二塁で坪井の送球を受けたのが二塁走者を出した原因である古城氏であったことは、この国の言葉で言うところの因果(Ingua)というものであろうか。
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関西の某人気球団のこと
2003年7月12日碁会所にて、いつもつけっ放しにしている「囲碁将棋チャンネル」が将棋の時間になったのでチャンネルを変えてみたら、ちょうど巨人阪神戦の真っ最中。
まだ3回裏なのに、もう野球のスコアでなくなっていた・・・。
見れば去年一軍に昇格した下柳氏(言うまでもなく、日ハムは阪神の二軍である)が投げ、打つほうでは片岡ばかりか、どういうわけか(ひどい)今年昇格の野口捕手までが打席に立っている。ハムがらみの選手を応援せずにいられない身としては嬉しい話だ。
特に阪神を好きでも嫌いでもないけど、今年の快進撃は「面白い」展開には違いないと思う。しかし、そろそろ「もう阪神はたくさんだ」と感じはじめているのはどういうわけか?
何というか、開幕からずっと(開幕以前からかな)マスコミ総がかりで「今年は阪神が面白い」「阪神が勝てば野球は盛り上がるぞ」と、阪神勝つべしが天下の公論のごとくに言われ続け、事実その通りに進んでいることをいささか胡散臭く感じるのは、私の性根がねじけているせいばかりではないと思うのだが、どんなもんか。
しかし、私はどうしてもセリーグの情報はテレビやラジオが主なので、「阪神」知らずに「阪神ニュース」の見すぎ聞きすぎで「食傷気味」などと言うのも変な話ではある。
あれ、結局本当の問題は私の態度なのかな?(オチのつく気配なし)
まだ3回裏なのに、もう野球のスコアでなくなっていた・・・。
見れば去年一軍に昇格した下柳氏(言うまでもなく、日ハムは阪神の二軍である)が投げ、打つほうでは片岡ばかりか、どういうわけか(ひどい)今年昇格の野口捕手までが打席に立っている。ハムがらみの選手を応援せずにいられない身としては嬉しい話だ。
特に阪神を好きでも嫌いでもないけど、今年の快進撃は「面白い」展開には違いないと思う。しかし、そろそろ「もう阪神はたくさんだ」と感じはじめているのはどういうわけか?
何というか、開幕からずっと(開幕以前からかな)マスコミ総がかりで「今年は阪神が面白い」「阪神が勝てば野球は盛り上がるぞ」と、阪神勝つべしが天下の公論のごとくに言われ続け、事実その通りに進んでいることをいささか胡散臭く感じるのは、私の性根がねじけているせいばかりではないと思うのだが、どんなもんか。
しかし、私はどうしてもセリーグの情報はテレビやラジオが主なので、「阪神」知らずに「阪神ニュース」の見すぎ聞きすぎで「食傷気味」などと言うのも変な話ではある。
あれ、結局本当の問題は私の態度なのかな?(オチのつく気配なし)
ベテランの活躍っていうけど、今日は全員安打だぞ
2003年6月14日(ハム13-4オリックス)
今年は馬鹿にぶっ壊れ試合が多いような。打線がアレだし投手陣もアレな日ハムは今年に限らず多いんだけど、ヤクルトやら阪神やらどこを見ても今年は多い。
よく「パリーグの野球は大味な打撃戦ばかりで素人受けはするけど以下略」と聞くけど本当なのか?いくらテレビにホームランの場面しか映らないからってそこまで決めなくても。
まあ確かにハムはバントができない人が多いし、記録的な三振の山も作るし、こう書けば書くほど自信はなくなるんだけど・・・
昨日の試合では、去年は最優秀防御率投手を負け越させるほどの貧打だったオリックスに大量12点を取られたらしい。
今日は先発に転向していた関根が、初回からバント拾って野手選択で、たった3球で(4球だったかも)無死一三塁という荒れよう。そういえばバントを拾い損ねるのも得意だっけなあ。
初回は1失点に抑えたものの、3回にはシェルドン・塩谷・オーティズに三人連続二塁打!それでも2点で済んでいるのはベテランの味と言おうか幸運と言おうか。まあはっきり言わぬが吉か。
打たれるヒットはどれも目にも鮮やかな会心の当たりばかりで、味方は点も取らないとなれば、昨日の何かを思い出してしまうわしらを誰が責められよう?
反撃は3回裏、今日誰にも予想できなかった大爆発の山田勝彦氏の竜太郎(※右翼手)オーバー二塁打から始まって、奈良原タイムリー、久しぶりに見た小笠原のホームランはまっすぐライトスタンドに飛び込んで、気がつけば同点ですよお兄さん。
これで関根氏も気合が入った、かどうかはわかりませんが、スコアボードによると5回までは0点に抑えていたようだ。毎回走者を背負ってたような気はするけど、まあいいか。
5回裏にミスターFs田中幸雄氏が復活の2ランで勝ち越し、おまけに得点圏では絶対に打たないはずの(ひどい)クローマーまでが、カウント0-3から右翼二回席の上あたり(※)の壁へぶつける特大2ラン。
これで関根氏は勝利投手の権利をもらえて、なおベンチの我慢の期限でもある5回に逆転してもらい、悠々の降板。派手な活躍でもないながら、ギリギリの働きで勝利を得る活躍はまさにベテランの味。
これで点差は7−3と4点差、スーパー芝草もいることだし勝利は固いとしたもんだけど、昨日のお返しはまだ済んでいなかったと見える。
7回裏に復活の古城が初安打にして初打点、山田はレフトへ3ラン。等々、打者一巡と少しの猛攻撃で13-3。こんな最高の盛り上がりの中でも二死満塁で空振り三振を決めて、話題づくりを怠らないクローマー。DT野球の神髄を見た思いだ。
とまあ、今日の一番は、やっぱりパリーグの試合ってこうなのかなあ、という感じの試合ではありました。
山田はハム入り初ホームランで、初お立ち台。どうせなら最後の打席で三塁打を打ってサイクル何とかを決めればよかったのに。あんまり派手に活躍すると、わしらどこまで調子に乗るかわからんぞ。嫌だねえ。
田中幸「(復活といってもいいですか?)打席に立つからにはいつもヒットを打つつもりで、今日の結果はたまたま」
山田勝「(これで存在をアピールできた?)いえ、今までもアピールしてきたつもりなんですけど」
確かこんな風だったかしらね。例によってうろ覚えだけど。
---
※真下にいたんで見えなかったが、松本歯科大の看板直撃だったらしい。奈良原内野手によると「(賞品は)歯医者1年分」だそうだ。
今年は馬鹿にぶっ壊れ試合が多いような。打線がアレだし投手陣もアレな日ハムは今年に限らず多いんだけど、ヤクルトやら阪神やらどこを見ても今年は多い。
よく「パリーグの野球は大味な打撃戦ばかりで素人受けはするけど以下略」と聞くけど本当なのか?いくらテレビにホームランの場面しか映らないからってそこまで決めなくても。
まあ確かにハムはバントができない人が多いし、記録的な三振の山も作るし、こう書けば書くほど自信はなくなるんだけど・・・
昨日の試合では、去年は最優秀防御率投手を負け越させるほどの貧打だったオリックスに大量12点を取られたらしい。
今日は先発に転向していた関根が、初回からバント拾って野手選択で、たった3球で(4球だったかも)無死一三塁という荒れよう。そういえばバントを拾い損ねるのも得意だっけなあ。
初回は1失点に抑えたものの、3回にはシェルドン・塩谷・オーティズに三人連続二塁打!それでも2点で済んでいるのはベテランの味と言おうか幸運と言おうか。まあはっきり言わぬが吉か。
打たれるヒットはどれも目にも鮮やかな会心の当たりばかりで、味方は点も取らないとなれば、昨日の何かを思い出してしまうわしらを誰が責められよう?
反撃は3回裏、今日誰にも予想できなかった大爆発の山田勝彦氏の竜太郎(※右翼手)オーバー二塁打から始まって、奈良原タイムリー、久しぶりに見た小笠原のホームランはまっすぐライトスタンドに飛び込んで、気がつけば同点ですよお兄さん。
これで関根氏も気合が入った、かどうかはわかりませんが、スコアボードによると5回までは0点に抑えていたようだ。毎回走者を背負ってたような気はするけど、まあいいか。
5回裏にミスターFs田中幸雄氏が復活の2ランで勝ち越し、おまけに得点圏では絶対に打たないはずの(ひどい)クローマーまでが、カウント0-3から右翼二回席の上あたり(※)の壁へぶつける特大2ラン。
これで関根氏は勝利投手の権利をもらえて、なおベンチの我慢の期限でもある5回に逆転してもらい、悠々の降板。派手な活躍でもないながら、ギリギリの働きで勝利を得る活躍はまさにベテランの味。
これで点差は7−3と4点差、スーパー芝草もいることだし勝利は固いとしたもんだけど、昨日のお返しはまだ済んでいなかったと見える。
7回裏に復活の古城が初安打にして初打点、山田はレフトへ3ラン。等々、打者一巡と少しの猛攻撃で13-3。こんな最高の盛り上がりの中でも二死満塁で空振り三振を決めて、話題づくりを怠らないクローマー。DT野球の神髄を見た思いだ。
とまあ、今日の一番は、やっぱりパリーグの試合ってこうなのかなあ、という感じの試合ではありました。
山田はハム入り初ホームランで、初お立ち台。どうせなら最後の打席で三塁打を打ってサイクル何とかを決めればよかったのに。あんまり派手に活躍すると、わしらどこまで調子に乗るかわからんぞ。嫌だねえ。
田中幸「(復活といってもいいですか?)打席に立つからにはいつもヒットを打つつもりで、今日の結果はたまたま」
山田勝「(これで存在をアピールできた?)いえ、今までもアピールしてきたつもりなんですけど」
確かこんな風だったかしらね。例によってうろ覚えだけど。
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※真下にいたんで見えなかったが、松本歯科大の看板直撃だったらしい。奈良原内野手によると「(賞品は)歯医者1年分」だそうだ。
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やっぱりスタンドは呼んでいた
2003年5月28日(屋根だけドーム、西武5-1日本ハム)
今月頭頃からある西武線の車内広告で、打球の行方を見やる背番号42の図に『スタンドが、そのボールを呼んでいる』というのがある。そんなん皆が待ってると決めつけてくれるなと思って見ていたんだが、果たしてその広告の男、待ってる人たちばかりが詰めているライトスタンドポール際へしっかりとぶち込んでくれた。カブレラ決勝満塁弾ー。
先週から4試合連続二桁得点、昨日までに昨年の覇者西武に連勝中と波に乗ってるファイターズでも、わしが球場へ現れた途端にこれだ。今年の観戦勝率がついに5割を切ってしまったし、もしかしたら今年の私は疫病神かも知れんですよ。
クローマー、帰ってきてますね。しかも大活躍らしい・・・。坪井の後ろの6番で起用というのはお試し期間中(駄目だったら返品)なんでしょうか。まあパワー先行で確実性の望めないバッターは6番7番くらいに置いて、打席に立つ前に怖がられる(実際に打席に立たずとも良い)というのが適任とも思えますが。
今日は最初の打席で高々と打ち上げた打球がまっすぐ伸びてバックスクリーンへソロホームラン。
しかし去年からの『満塁で打てない』伝説は生きていて、3回表、二死満塁で一ゴロ。
満塁のチャンスは同点にされた8回にも来たんだが、今度は代打・高橋信がサードゴロ。いくらいい当たりでも、ゴロはゴロ。
ハム先発のシールバックは得意の『四球→併殺打』を駆使する『ストライク入らなくても何とかなるぞ投法』で力投し、マクレーンにクローマーが打ったのと似たようなホームランで同点とされるが、7回を投げて1失点で勝てないというのもアレなんだけども打つ方がアレだから仕方ない。
そんなこんなで運命の8回裏、西武はある意味1番からより良いかもしれない9番からの好打順。ハムは左の清水に代えるが、内野安打にフォアボール(和製英語)、小関のバントはお約束。清水に代わった立石も、続く平尾にフォアボール。
次のバッターは誰ですか?ハイそうです、カラブレラでしたー。
今日のシナリオを書かれた方、これ読んでたら名乗り出てください。カブレラの満塁弾ですって?ありがちすぎてつまんないですよう。
後は「田豊」の登板となり、客席からみるみる人が減ってゆく。ここは出口が外野席の向こうにしかないので帰る人たちの流れが目に見えてわかり、これが寂しさを演出してしまうのは構造上の欠陥と言えよう。
ああいう光景をを目にしてしまうと、是非ともここから試合を盛り上げて後悔させてやらねばと思うのだが(嫌な人)、金子や井出の会心の打球はいずれも外野の守備範囲、何事も無く迎えた終幕であったよ。
今季は打撃好調の島田、今日は4番に座ったが、勝負どころで三振、バント失敗といいところなし。特に同点で迎えた終盤のバント失敗は痛いところ。
「4番にバントをさせるな」とか言うつもりは全然ないし、状況にもよるけどバント自体を消極的な作戦とは思わない。ただ、無死一二塁で厳戒態勢を敷く内野陣を相手にきっちり決めた小関と比べてしまうだけ。どうして西武の人たちってバント上手なんだろう?元西武の奈良原さんにでもいいから、一度教わってみたら如何でしょうか。
今月頭頃からある西武線の車内広告で、打球の行方を見やる背番号42の図に『スタンドが、そのボールを呼んでいる』というのがある。そんなん皆が待ってると決めつけてくれるなと思って見ていたんだが、果たしてその広告の男、待ってる人たちばかりが詰めているライトスタンドポール際へしっかりとぶち込んでくれた。カブレラ決勝満塁弾ー。
先週から4試合連続二桁得点、昨日までに昨年の覇者西武に連勝中と波に乗ってるファイターズでも、わしが球場へ現れた途端にこれだ。今年の観戦勝率がついに5割を切ってしまったし、もしかしたら今年の私は疫病神かも知れんですよ。
クローマー、帰ってきてますね。しかも大活躍らしい・・・。坪井の後ろの6番で起用というのはお試し期間中(駄目だったら返品)なんでしょうか。まあパワー先行で確実性の望めないバッターは6番7番くらいに置いて、打席に立つ前に怖がられる(実際に打席に立たずとも良い)というのが適任とも思えますが。
今日は最初の打席で高々と打ち上げた打球がまっすぐ伸びてバックスクリーンへソロホームラン。
しかし去年からの『満塁で打てない』伝説は生きていて、3回表、二死満塁で一ゴロ。
満塁のチャンスは同点にされた8回にも来たんだが、今度は代打・高橋信がサードゴロ。いくらいい当たりでも、ゴロはゴロ。
ハム先発のシールバックは得意の『四球→併殺打』を駆使する『ストライク入らなくても何とかなるぞ投法』で力投し、マクレーンにクローマーが打ったのと似たようなホームランで同点とされるが、7回を投げて1失点で勝てないというのもアレなんだけども打つ方がアレだから仕方ない。
そんなこんなで運命の8回裏、西武はある意味1番からより良いかもしれない9番からの好打順。ハムは左の清水に代えるが、内野安打にフォアボール(和製英語)、小関のバントはお約束。清水に代わった立石も、続く平尾にフォアボール。
次のバッターは誰ですか?ハイそうです、カラブレラでしたー。
今日のシナリオを書かれた方、これ読んでたら名乗り出てください。カブレラの満塁弾ですって?ありがちすぎてつまんないですよう。
後は「田豊」の登板となり、客席からみるみる人が減ってゆく。ここは出口が外野席の向こうにしかないので帰る人たちの流れが目に見えてわかり、これが寂しさを演出してしまうのは構造上の欠陥と言えよう。
ああいう光景をを目にしてしまうと、是非ともここから試合を盛り上げて後悔させてやらねばと思うのだが(嫌な人)、金子や井出の会心の打球はいずれも外野の守備範囲、何事も無く迎えた終幕であったよ。
今季は打撃好調の島田、今日は4番に座ったが、勝負どころで三振、バント失敗といいところなし。特に同点で迎えた終盤のバント失敗は痛いところ。
「4番にバントをさせるな」とか言うつもりは全然ないし、状況にもよるけどバント自体を消極的な作戦とは思わない。ただ、無死一二塁で厳戒態勢を敷く内野陣を相手にきっちり決めた小関と比べてしまうだけ。どうして西武の人たちってバント上手なんだろう?元西武の奈良原さんにでもいいから、一度教わってみたら如何でしょうか。
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やりきれんのう
2003年5月21日(東京ドーム、日本ハム4−6ダイエー)
オーダーからして、勝負に出ている。「守備に難あり」で開幕を二軍で迎えていた田中ケンスケを9番ショートで起用。三塁小笠原の左右反転シフトにもやっと見慣れてきたところへ、世間では守りの要と言われるショートが日替わり気味になってきた。
誰が投げても序盤から派手にぶっ壊るのがお約束になりつつあるファイターズ投手陣。さて今日の隼人はというと、初回にいきなり3連打で1点取られたものの、続く一死満塁でバルデス・大道という面倒なところを片付けたから、昨日までとは違うらしい。
実際すぐに坪井・島田のタイムリーその他で3点取って一気に逆転してみれば、もしかしたら今日こそは勝てるかも(弱気な)と思えてしまうではないの。
しかし不幸は存外早くにやってきた。それは3回表、先頭の柴原が初球を叩いてライト上段へまっすぐにぶち込む冗談みたいな(洒落です)一発で1点差。復帰早々絶好調らしい柴原とはいえ、何もホームランなぞ打たないでもよかろうに。
続く一死一塁で打球は転がりショートの前、振り向きざまにセカンドへ悪送球。結局このとき死に損なった二人の走者はスクイズしてまで生還して逆転を許す。よりによってこの大事なときに、恐れていたことが起こるとは。
しかも悲劇は一度で済まず、投げても間に合いそうにない三遊間の深いゴロを拾って一塁への悪送球というありがちなエラーが出て、これまた失点に結びつく。
使う方もある程度は覚悟の上で打つほうに期待しているのだろうけど(それは見てるわしらも同じ)、そろそろ勢い余って、元気が過ぎてのエラーが許される歳でなくなってきてるとおにーさんは思うんだが。
救援投手陣は今日もそれなりに好投していたものの、島田のライナーゲッツーなど不運も手伝って反撃もままならず逃げ切られてしまった。
見ていて良かったことというと、今日一軍に上がってきた清水氏が好投したこと、昨日昇格の井出さんが最終回にタイムリー二塁打(初安打☆)を打ったこと、初回タイムリーと好守を見せた島田さんが試合中だっていうのに子どもの声援に手をあげて応えていたことなど。(島田さん最高)
今まで出番のなかった人たちが活躍できているのだからまだ応援のし甲斐があると思えるけど、先発の人たちがどうにかしないとロッテ戦も危ないって。次に見るのはたぶん日曜だけど、さて投げるのは誰だ。いっそササキヨ先発転向なんてないもんか。
---
・昨日投げた元左腕エース(正田)・先々代エース(岩本)は共に二軍行き
オーダーからして、勝負に出ている。「守備に難あり」で開幕を二軍で迎えていた田中ケンスケを9番ショートで起用。三塁小笠原の左右反転シフトにもやっと見慣れてきたところへ、世間では守りの要と言われるショートが日替わり気味になってきた。
誰が投げても序盤から派手にぶっ壊るのがお約束になりつつあるファイターズ投手陣。さて今日の隼人はというと、初回にいきなり3連打で1点取られたものの、続く一死満塁でバルデス・大道という面倒なところを片付けたから、昨日までとは違うらしい。
実際すぐに坪井・島田のタイムリーその他で3点取って一気に逆転してみれば、もしかしたら今日こそは勝てるかも(弱気な)と思えてしまうではないの。
しかし不幸は存外早くにやってきた。それは3回表、先頭の柴原が初球を叩いてライト上段へまっすぐにぶち込む冗談みたいな(洒落です)一発で1点差。復帰早々絶好調らしい柴原とはいえ、何もホームランなぞ打たないでもよかろうに。
続く一死一塁で打球は転がりショートの前、振り向きざまにセカンドへ悪送球。結局このとき死に損なった二人の走者はスクイズしてまで生還して逆転を許す。よりによってこの大事なときに、恐れていたことが起こるとは。
しかも悲劇は一度で済まず、投げても間に合いそうにない三遊間の深いゴロを拾って一塁への悪送球というありがちなエラーが出て、これまた失点に結びつく。
使う方もある程度は覚悟の上で打つほうに期待しているのだろうけど(それは見てるわしらも同じ)、そろそろ勢い余って、元気が過ぎてのエラーが許される歳でなくなってきてるとおにーさんは思うんだが。
救援投手陣は今日もそれなりに好投していたものの、島田のライナーゲッツーなど不運も手伝って反撃もままならず逃げ切られてしまった。
見ていて良かったことというと、今日一軍に上がってきた清水氏が好投したこと、昨日昇格の井出さんが最終回にタイムリー二塁打(初安打☆)を打ったこと、初回タイムリーと好守を見せた島田さんが試合中だっていうのに子どもの声援に手をあげて応えていたことなど。(島田さん最高)
今まで出番のなかった人たちが活躍できているのだからまだ応援のし甲斐があると思えるけど、先発の人たちがどうにかしないとロッテ戦も危ないって。次に見るのはたぶん日曜だけど、さて投げるのは誰だ。いっそササキヨ先発転向なんてないもんか。
---
・昨日投げた元左腕エース(正田)・先々代エース(岩本)は共に二軍行き
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雨が降っても野球ができる、エアドーム球場へみんなで行こう!
2003年5月20日(東京ドーム、日本ハム−ダイエー)
※ダイエーの打撃練習につきスコアは略
朝からずっとぐずついた空模様で、雨も降ったり降らなかったりが夕刻に至るまで続いていたが、もし空の見える日であれば空が暗くなってくるはずの5時を過ぎるころになって急に雨足が強くなってきた。
経験したことがあればわかるだろうが、東京ドームの周りの敷石は水に濡れると滑りやすくて大変危ない。当地を訪れるのは初めてであろう修学旅行生とおぼしき団体が滑る足元を面白がってはしゃいでいるのを横目にやや急ぎ足で入場し、いつもの外野席にて試合開始の合図を聞くころには天井を叩く雨の音がドームの中に不気味に響き渡っていた。
ハム先発は昨年度の新人王ながら敗戦続きで後のない正田、対するダイエー先発は新人ながら正田よりもはるかに好成績らしい和田という、左腕同士の対決だ。ハムは例によって9人中7人という右打者中心の打線を組むが、ダイエーは村松・柴原・ペドロ・松中と普段通りの打線で臨んでくるところに、何かの差を感じずにはいられない。
で。
初回にエチェバリアの先制弾で早くも2点を勝ち越すが、2回表に突然正田が乱れ出す。それこそ誰にどこへ打たれたのか思い出せないくらい、ヒットヒットと連打の嵐。四球一つをはさんだものの、イニングの合間に誇らしげに紹介されるファイターズの過去の記録集にある「9人連続安打」の敵味方を裏返して見せられたようなものだ。
一向に弱まる気配も見せない豪雨の中、とうとう正田は一つのアウトも取れずに、6失点と満塁の走者を残して「背番号18」にマウンドを譲った。過去の栄光を知る客席から上がるそれなりの歓声と、大画面に映る中継ぎ投手としては過剰とも思える演出とともに登場する元エース。そしてやはり大仰な彼の登場テーマ曲が流れようというまさにその時、低く雷鳴が轟いた。
どどん、どんごろごろごろごろごろごろごろ
「見ろ、天も怒っているぞ」
何処からともなく声が上がる。(※)
いつもならば熱狂的なダイエー応援団の歓声ばかりが目立つだろう場面で、それはむしろ逆境に負けてなるかの気持ちを奮い立たせるものだが、人の力の及ばぬ天空で不気味に鳴り響き、ある意味荘厳な感じさえ受ける天の怒りの声に、絶望的で沈鬱な心持ちにさせられるのだった。
結局元エース岩本は正田の遺産の3走者を生還させ、計9失点としてようやく悪夢の2回表を終わらせた(この回の自責点0)。
その後もバルデスが2ランを、唯一無安打だったネルソンもホームランを放ち、着実に加点しつつも全員安打という余計な記録までも上積みされる。
中盤に入ってようやく雨の勢いが弱まってきたころには、試合の方もまた落ち着きを取り戻していた。だが、悪い夢から醒めて正気に返った私らの目に入るのは、冗談みたいな点差を映すスコアボードなのであった。おわり。
疲れた。
---
※ご存じない方がどう思われるかはわからないが、ハム応援席には、実際にこういう事を口にする人がいるのである。決してよく出来た冗談ともいえないが、このときのライトスタンドには、この発言を哂うこともできないほど沈鬱な空気があったのだ。私の文からは読み取れそうにないので、ここに追記しておく。
・小笠原がいつの間にか打率一位(定位置)に戻っていたらしい
・正田くん、得意のカーブでストライク取れず
・岩本氏、上に同じ
※ダイエーの打撃練習につきスコアは略
朝からずっとぐずついた空模様で、雨も降ったり降らなかったりが夕刻に至るまで続いていたが、もし空の見える日であれば空が暗くなってくるはずの5時を過ぎるころになって急に雨足が強くなってきた。
経験したことがあればわかるだろうが、東京ドームの周りの敷石は水に濡れると滑りやすくて大変危ない。当地を訪れるのは初めてであろう修学旅行生とおぼしき団体が滑る足元を面白がってはしゃいでいるのを横目にやや急ぎ足で入場し、いつもの外野席にて試合開始の合図を聞くころには天井を叩く雨の音がドームの中に不気味に響き渡っていた。
ハム先発は昨年度の新人王ながら敗戦続きで後のない正田、対するダイエー先発は新人ながら正田よりもはるかに好成績らしい和田という、左腕同士の対決だ。ハムは例によって9人中7人という右打者中心の打線を組むが、ダイエーは村松・柴原・ペドロ・松中と普段通りの打線で臨んでくるところに、何かの差を感じずにはいられない。
で。
初回にエチェバリアの先制弾で早くも2点を勝ち越すが、2回表に突然正田が乱れ出す。それこそ誰にどこへ打たれたのか思い出せないくらい、ヒットヒットと連打の嵐。四球一つをはさんだものの、イニングの合間に誇らしげに紹介されるファイターズの過去の記録集にある「9人連続安打」の敵味方を裏返して見せられたようなものだ。
一向に弱まる気配も見せない豪雨の中、とうとう正田は一つのアウトも取れずに、6失点と満塁の走者を残して「背番号18」にマウンドを譲った。過去の栄光を知る客席から上がるそれなりの歓声と、大画面に映る中継ぎ投手としては過剰とも思える演出とともに登場する元エース。そしてやはり大仰な彼の登場テーマ曲が流れようというまさにその時、低く雷鳴が轟いた。
どどん、どんごろごろごろごろごろごろごろ
「見ろ、天も怒っているぞ」
何処からともなく声が上がる。(※)
いつもならば熱狂的なダイエー応援団の歓声ばかりが目立つだろう場面で、それはむしろ逆境に負けてなるかの気持ちを奮い立たせるものだが、人の力の及ばぬ天空で不気味に鳴り響き、ある意味荘厳な感じさえ受ける天の怒りの声に、絶望的で沈鬱な心持ちにさせられるのだった。
結局元エース岩本は正田の遺産の3走者を生還させ、計9失点としてようやく悪夢の2回表を終わらせた(この回の自責点0)。
その後もバルデスが2ランを、唯一無安打だったネルソンもホームランを放ち、着実に加点しつつも全員安打という余計な記録までも上積みされる。
中盤に入ってようやく雨の勢いが弱まってきたころには、試合の方もまた落ち着きを取り戻していた。だが、悪い夢から醒めて正気に返った私らの目に入るのは、冗談みたいな点差を映すスコアボードなのであった。おわり。
疲れた。
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※ご存じない方がどう思われるかはわからないが、ハム応援席には、実際にこういう事を口にする人がいるのである。決してよく出来た冗談ともいえないが、このときのライトスタンドには、この発言を哂うこともできないほど沈鬱な空気があったのだ。私の文からは読み取れそうにないので、ここに追記しておく。
・小笠原がいつの間にか打率一位(定位置)に戻っていたらしい
・正田くん、得意のカーブでストライク取れず
・岩本氏、上に同じ
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きーもーとー!
2003年5月18日(東京ドーム、日本ハム8-5オリックス)
ここんところ誰が投げても打たれそうな先発陣、おまけに最下位独走中で早くも監督がクビになったのに大して話題にすらならないオリックスに負け越しているという悲しい事実。こんな空気を吹っ飛ばせるのはチーム一の5勝を挙げてる吉崎をおいて他にいない、そんなことを願いつつ見届けたプレイボールであったとさ。
ところがだ。先頭の大島をフルカウントから審判のナイス判定で見逃し三振に仕留めたものの、5割バッター後藤ミツタカ、続く谷ヨシトモに連続二塁打をかっ飛ばされてあっさり失点、加えてストライク入らない入らないと苦しんだ挙句に急造三塁手小笠原のタイムリィ暴投でもう一点をくれたとなれば、所詮今日とは昨日の続きか、と愚痴の一つも出ようというもの。
どうにもぱっとしない立ち上がりとはいえ、序盤で点差はまだ2点、ライナーゲッツーなどの幸運も手伝って、しばらくは追加点を許さない。対するメジャー崩れ・・・もといアメリカ帰りの吉井氏も似たような具合で、立ち上がりから吉崎と死球合戦(1-1で引分け)するなど荒れ模様、そしてとうとう捉まったのが2-1と迫られた3回裏。
一、二塁から二人連続内野安打(ついてない)で同点にされてなお満塁、今日は田中賢介に代わっての7番・木元をカウント2-2まで追い込んでおきながら、次に放った高めの球をひっぱたかれてレフト中段にぶち込まれ、ものの見事にノック・アウト。甘い球は禁物と知らぬ筈もあるまいに、どうしたことか。
ひるがえって吉崎だ、だましだまし引っ張ってみたものの6回途中で降板。あとは関根、今年別人みたいに化けた高橋憲、三者連続空振三振(!)のスーパー芝草、締めは伊達と細かくつないで貴重な勝ち試合を守りきった。
世間のニュースにはどうか知らんが、嬉しい嬉しいこの一勝。アメリカ帰りの投手という人目を引く設定(そろそろ賞味期限切れですか?)の相手から満塁弾というテレビ受けのする活躍だけに、木元は今夜のニュースに(数秒間)映るのは間違いないと現場では思っていたんだけど、よくよく考えてみれば今日は西武ダイエー、阪神讀賣という大物と重なっているので、望みは薄そうだなあ。残念。
アメリカ帰りといえば8回裏に、オリックスの擁するもう一人のアメリカ帰り、マック鈴木の試運転。触れ込み通りの快速球を見たが、これまた制球定まらず、四球四球と「小笠原の」ヒット(強調してみる)で満塁にして、内野安打で1失点。球速は151、152キロまで出たけれど、どうやら150を超えるとストライクが入らなくなる模様。
帰り際には、オールスターファン投票に『先発投手・吉崎』『一塁手・木元』へそれぞれ一票を投じておいた。
---
・「調子は悪かったですけど、悪いなりに最低限の仕事を・・・」と淡々と語ってくれた『投のヒーロー』吉崎
・死球合戦はオリックスに軍配(吉崎1−吉井1、戸叶1、嘉勢1)
・内野安打大会でもあり、阿久根など難易度Aの捕前安打を決める
・エチェバリア、一死球一安打の後代打を送られる
・代わった上田はバントも出来ず(いつものこと)
・つい熱くなって沢山書いてしまった・・・全部読んでくれた人(いたら)ありがとね
ここんところ誰が投げても打たれそうな先発陣、おまけに最下位独走中で早くも監督がクビになったのに大して話題にすらならないオリックスに負け越しているという悲しい事実。こんな空気を吹っ飛ばせるのはチーム一の5勝を挙げてる吉崎をおいて他にいない、そんなことを願いつつ見届けたプレイボールであったとさ。
ところがだ。先頭の大島をフルカウントから審判のナイス判定で見逃し三振に仕留めたものの、5割バッター後藤ミツタカ、続く谷ヨシトモに連続二塁打をかっ飛ばされてあっさり失点、加えてストライク入らない入らないと苦しんだ挙句に急造三塁手小笠原のタイムリィ暴投でもう一点をくれたとなれば、所詮今日とは昨日の続きか、と愚痴の一つも出ようというもの。
どうにもぱっとしない立ち上がりとはいえ、序盤で点差はまだ2点、ライナーゲッツーなどの幸運も手伝って、しばらくは追加点を許さない。対するメジャー崩れ・・・もといアメリカ帰りの吉井氏も似たような具合で、立ち上がりから吉崎と死球合戦(1-1で引分け)するなど荒れ模様、そしてとうとう捉まったのが2-1と迫られた3回裏。
一、二塁から二人連続内野安打(ついてない)で同点にされてなお満塁、今日は田中賢介に代わっての7番・木元をカウント2-2まで追い込んでおきながら、次に放った高めの球をひっぱたかれてレフト中段にぶち込まれ、ものの見事にノック・アウト。甘い球は禁物と知らぬ筈もあるまいに、どうしたことか。
ひるがえって吉崎だ、だましだまし引っ張ってみたものの6回途中で降板。あとは関根、今年別人みたいに化けた高橋憲、三者連続空振三振(!)のスーパー芝草、締めは伊達と細かくつないで貴重な勝ち試合を守りきった。
世間のニュースにはどうか知らんが、嬉しい嬉しいこの一勝。アメリカ帰りの投手という人目を引く設定(そろそろ賞味期限切れですか?)の相手から満塁弾というテレビ受けのする活躍だけに、木元は今夜のニュースに(数秒間)映るのは間違いないと現場では思っていたんだけど、よくよく考えてみれば今日は西武ダイエー、阪神讀賣という大物と重なっているので、望みは薄そうだなあ。残念。
アメリカ帰りといえば8回裏に、オリックスの擁するもう一人のアメリカ帰り、マック鈴木の試運転。触れ込み通りの快速球を見たが、これまた制球定まらず、四球四球と「小笠原の」ヒット(強調してみる)で満塁にして、内野安打で1失点。球速は151、152キロまで出たけれど、どうやら150を超えるとストライクが入らなくなる模様。
帰り際には、オールスターファン投票に『先発投手・吉崎』『一塁手・木元』へそれぞれ一票を投じておいた。
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・「調子は悪かったですけど、悪いなりに最低限の仕事を・・・」と淡々と語ってくれた『投のヒーロー』吉崎
・死球合戦はオリックスに軍配(吉崎1−吉井1、戸叶1、嘉勢1)
・内野安打大会でもあり、阿久根など難易度Aの捕前安打を決める
・エチェバリア、一死球一安打の後代打を送られる
・代わった上田はバントも出来ず(いつものこと)
・つい熱くなって沢山書いてしまった・・・全部読んでくれた人(いたら)ありがとね
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打てど走れど点は取れない
2003年5月17日(東京ドーム、日本ハム1-6オリックス)
うちの近所(東京ドームか西武)で試合がないと、試合観戦どころかスポーツニュースまでろくに見なくなってしまうという文明人とは思えない私なもので、当然今日の予告先発投手が誰かなど知りもせずに久々の東京ドームへ行ってみれば、オリックスの先発は一番見たいと思っていた加藤大輔氏ではないか。ラッキー。
しかし困ったことが一つある。オールスターのファン投票で抑え投手はBW14番に投票していたのに、先発転向されちゃ票が割れてしまう(そんなことかい)。
今までテレビで見ていて、この人が出てきたら簡単には打てそうにないとは思っていたが予感は的中。初回から元気いっぱいの投球で、ランナーは出すものの要所で三振三振、5回まで無失点7奪三振の力投を見せてくれた。さすが私が見込んだだけのことはある(何様だ)。
ハム先発は今季まだ1勝でそろそろ下が見えてきそうなシールバック、立ち上がりにいきなり二発の2ランを浴びて4失点。後は6回途中までテンポ悪くも無失点で抑える相変わらずの不思議ピッチャー。
シールバックの後を受けた佐々木やら野村(一死球)といった「ストライク入らないリレー」でさらに2点を追加され、オリックスも6回裏から4死球の徳元を投入して対抗するものの失点は小笠原の一発のみで抑えきった。
そんな荒れ気味の試合の中でも、牽制暴投で一塁走者を誘い出して三塁手前で刺すという高等テクニックを見せた野村はさすが経験豊富なベテランといえる。
序盤から二盗塁を決めて、また終盤にも追い上げるチャンスはいくつもあったが、「あと一本」がどうしても出ない。特に好機に二度凡退の上田氏などは、いいところのない試合でもホームランを打ってみせる小笠原氏のサービス精神を見習うよろし。
今日は加藤氏のご両親、大学時代の監督までが観戦に見えていたそうな。初の先発で堂々の勝利、今日の活躍をきっかけにまた伸びそうな予感がしないでもなし。これでチームさえ強ければ、世間の耳目を集めることは間違いないんだがのう。
---
・会心の当たりがことごとく人の正面に飛ぶアンラッキー石本
・二死球のエチェバリアだが、怒りを見せたのはむしろ4回裏の盗塁死
・「島田ー!何か芸やれー!」1回表に早くも試合に飽きたらしく、名物の阿呆な野次が聞こえる
・三塁側指定席にお客が一杯という怪現象
うちの近所(東京ドームか西武)で試合がないと、試合観戦どころかスポーツニュースまでろくに見なくなってしまうという文明人とは思えない私なもので、当然今日の予告先発投手が誰かなど知りもせずに久々の東京ドームへ行ってみれば、オリックスの先発は一番見たいと思っていた加藤大輔氏ではないか。ラッキー。
しかし困ったことが一つある。オールスターのファン投票で抑え投手はBW14番に投票していたのに、先発転向されちゃ票が割れてしまう(そんなことかい)。
今までテレビで見ていて、この人が出てきたら簡単には打てそうにないとは思っていたが予感は的中。初回から元気いっぱいの投球で、ランナーは出すものの要所で三振三振、5回まで無失点7奪三振の力投を見せてくれた。さすが私が見込んだだけのことはある(何様だ)。
ハム先発は今季まだ1勝でそろそろ下が見えてきそうなシールバック、立ち上がりにいきなり二発の2ランを浴びて4失点。後は6回途中までテンポ悪くも無失点で抑える相変わらずの不思議ピッチャー。
シールバックの後を受けた佐々木やら野村(一死球)といった「ストライク入らないリレー」でさらに2点を追加され、オリックスも6回裏から4死球の徳元を投入して対抗するものの失点は小笠原の一発のみで抑えきった。
そんな荒れ気味の試合の中でも、牽制暴投で一塁走者を誘い出して三塁手前で刺すという高等テクニックを見せた野村はさすが経験豊富なベテランといえる。
序盤から二盗塁を決めて、また終盤にも追い上げるチャンスはいくつもあったが、「あと一本」がどうしても出ない。特に好機に二度凡退の上田氏などは、いいところのない試合でもホームランを打ってみせる小笠原氏のサービス精神を見習うよろし。
今日は加藤氏のご両親、大学時代の監督までが観戦に見えていたそうな。初の先発で堂々の勝利、今日の活躍をきっかけにまた伸びそうな予感がしないでもなし。これでチームさえ強ければ、世間の耳目を集めることは間違いないんだがのう。
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・会心の当たりがことごとく人の正面に飛ぶアンラッキー石本
・二死球のエチェバリアだが、怒りを見せたのはむしろ4回裏の盗塁死
・「島田ー!何か芸やれー!」1回表に早くも試合に飽きたらしく、名物の阿呆な野次が聞こえる
・三塁側指定席にお客が一杯という怪現象
見なかった見たかった
2003年4月30日(ハム17−6ロッテ)
家でテレビで見てました。ミラバル乱調もなんのその、先発全員安打で今季最多の17得点。見たかった・・・
すべり出しこそ点の取り合いだったものの、逆転打の奈良原様が次は守りでファインプレイ、二遊間の打球に飛びついて併殺完成の4回以降はほぼ攻めて攻めて攻めるばかり。
こういう日にはつい普段あまり見ないテレビのスポーツニュースなど見てしまうのですが、某ニュースの報道がこんなふうでした。
「ヒルマン監督の左投手対策は、小笠原以外の8人全員右打者!」
いや、それたしか去年も見たような気がするんですけど。いくらかメンバーは入れ替わってはいても(去年は野口がいた)そんな珍しい手ではないと思っていましたが。もっとも8人まで揃えたのは無かったかもしれませんが、監督の独創性よりもDTクローマーの不振による所が大きいでしょう。
そういえば現場のヒーローインタビューでも「試合前にヒルマン監督から何かアドバイスはありましたか」と問われたヒーロー二人、どう答えたものか迷っている体と見えました。
常時出場でない選手たちも限られた出番で良い働きを見せる今のファイターズの勢いは監督の力によるところも大きいでしょうし、「新監督・新作戦」の看板の方が人目を引くのでしょうが、もう少し選手を大きく扱っても良いと思ったのです。
今日のヒーローは、4安打6打点の島田、二打席連続弾の西浦。他にも攻守にわたって奈良原ヒロシ、とどめの一発高橋信二、好投のリリーフ陣・・・やっぱり書ききれません。人のことは言えませんね。
---
・小笠原〜エチェバリアの三塁線が弱点と判明
・11点差も締めは17番・伊達
・頭部直撃軌道の危険球に怒りお騒がせの島田の次打席は本塁打(でもピッチャーは替わってた)
家でテレビで見てました。ミラバル乱調もなんのその、先発全員安打で今季最多の17得点。見たかった・・・
すべり出しこそ点の取り合いだったものの、逆転打の奈良原様が次は守りでファインプレイ、二遊間の打球に飛びついて併殺完成の4回以降はほぼ攻めて攻めて攻めるばかり。
こういう日にはつい普段あまり見ないテレビのスポーツニュースなど見てしまうのですが、某ニュースの報道がこんなふうでした。
「ヒルマン監督の左投手対策は、小笠原以外の8人全員右打者!」
いや、それたしか去年も見たような気がするんですけど。いくらかメンバーは入れ替わってはいても(去年は野口がいた)そんな珍しい手ではないと思っていましたが。もっとも8人まで揃えたのは無かったかもしれませんが、監督の独創性よりもDTクローマーの不振による所が大きいでしょう。
そういえば現場のヒーローインタビューでも「試合前にヒルマン監督から何かアドバイスはありましたか」と問われたヒーロー二人、どう答えたものか迷っている体と見えました。
常時出場でない選手たちも限られた出番で良い働きを見せる今のファイターズの勢いは監督の力によるところも大きいでしょうし、「新監督・新作戦」の看板の方が人目を引くのでしょうが、もう少し選手を大きく扱っても良いと思ったのです。
今日のヒーローは、4安打6打点の島田、二打席連続弾の西浦。他にも攻守にわたって奈良原ヒロシ、とどめの一発高橋信二、好投のリリーフ陣・・・やっぱり書ききれません。人のことは言えませんね。
---
・小笠原〜エチェバリアの三塁線が弱点と判明
・11点差も締めは17番・伊達
・頭部直撃軌道の危険球に怒りお騒がせの島田の次打席は本塁打(でもピッチャーは替わってた)
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元エース、頑張る
2003年4月20日(東京ドーム、日本ハム4-2西武)
外野席にいるとどうしても騒ぎたくなるので、今日は二階でのんびり観戦。ちょっと喉が痛かったので。
4試合目でようやく初勝利の金村くん、「そろそろ勝たないと二軍行きが見える」ような発言が聞かれるも(お立ち台でそれを言うか)無四球完投。しかも、前日に表のリリーフ陣(芝草、高橋憲、関根、伊達)※を使い果たしたこの日に限って完投勝利。さすがは元エース。(現エースはミラバル)
代打平尾のホームランとその他で2点を取られたが始終危ない感じがなくて、特にカラブレラを4タコに打ち取ったのは大きい。何というか、的を絞らせてない感じ。技術的なことはよくわからんが。
どうして急に「金村くん」とクン付けで読んでいるかというと、ヒーローインタビューで昨日が誕生日☆だったと聞いて、わしの方が半月程年上であることがわかったからです。(今まで知らなかったのです)
金村インタビューからもう二つ(うろ覚え)
「(無四球完投ですね)四球は監督が嫌がるので・・・」
「(山田勝捕手との息もぴったりでしたね)信二だと、年下ですから・・・」
先制打はひちょり。何があったのか、去年とはえらく変わったもんだ。打率はアレだけど歩き(四死球)が多くて、出塁率はそれなりにあるかも知れない。善哉善哉
---
・西武先発の石井貴も粘り強く、ひそかに完投
・三回裏の4点は、新入り山田勝・坪井の連打から
・阪神では下柳が復活の一勝
※裏リレーは櫻井、山口、岩本etc.
外野席にいるとどうしても騒ぎたくなるので、今日は二階でのんびり観戦。ちょっと喉が痛かったので。
4試合目でようやく初勝利の金村くん、「そろそろ勝たないと二軍行きが見える」ような発言が聞かれるも(お立ち台でそれを言うか)無四球完投。しかも、前日に表のリリーフ陣(芝草、高橋憲、関根、伊達)※を使い果たしたこの日に限って完投勝利。さすがは元エース。(現エースはミラバル)
代打平尾のホームランとその他で2点を取られたが始終危ない感じがなくて、特にカラブレラを4タコに打ち取ったのは大きい。何というか、的を絞らせてない感じ。技術的なことはよくわからんが。
どうして急に「金村くん」とクン付けで読んでいるかというと、ヒーローインタビューで昨日が誕生日☆だったと聞いて、わしの方が半月程年上であることがわかったからです。(今まで知らなかったのです)
金村インタビューからもう二つ(うろ覚え)
「(無四球完投ですね)四球は監督が嫌がるので・・・」
「(山田勝捕手との息もぴったりでしたね)信二だと、年下ですから・・・」
先制打はひちょり。何があったのか、去年とはえらく変わったもんだ。打率はアレだけど歩き(四死球)が多くて、出塁率はそれなりにあるかも知れない。善哉善哉
---
・西武先発の石井貴も粘り強く、ひそかに完投
・三回裏の4点は、新入り山田勝・坪井の連打から
・阪神では下柳が復活の一勝
※裏リレーは櫻井、山口、岩本etc.
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記録は安打!サヨナラ呼んだピッチャーゴロ
2003年4月19日(東京ドーム、ハム6×−5西武)
勝った勝った、西武に勝った。西武の守護神、豊田に勝った。最後はまあ運に助けられた面もないでもないが、とにかく今季初のサヨナラ勝ち。
試合の後にバイトの予定があったもので、延長になったら帰ろうかとも思ったんだけど、散々盛り上げてくれるもんで結局最後まで見てしまった。
帰りしなに見たヒーローインタビューはサヨナラ凡ゴロ(記録は内野安打)の新一番打者、サヨナラは「初めてでした」の石本努。
だけど、今日のヒーローは一人じゃない。
先制タイムリーの石本も(あ、同じ人だ)、4点差をつけられた5回に同点3ランのエチェバリアも、その前にタイムリーの小笠原も、翻っては粘って粘って粘って塁に出ていた石本&ひちょりも。
6回以降を無失点に抑えた救援投手陣(表)、芝草、高橋憲、関根、伊達も。危ない場面がないでもなかったが、11回一死二塁で「レフト頭上を越えた!」に飛びついて捕った西浦も、続くセンター前ヒットで二塁走者を刺した石本→金子→高橋信のセンターラインもみんなヒーロー。
最終回先頭でレフト越え二塁打の阿久根(フォークを豪快に空振りするのは演技か?)も、敬遠、ボーク、敬遠で満塁としてから西浦の打った「センター前、抜けた!」を好補して本塁で刺す執念を見せた松井カズオも!
今日は良い試合だった。見に行ってよかった。
勝った勝った、西武に勝った。西武の守護神、豊田に勝った。最後はまあ運に助けられた面もないでもないが、とにかく今季初のサヨナラ勝ち。
試合の後にバイトの予定があったもので、延長になったら帰ろうかとも思ったんだけど、散々盛り上げてくれるもんで結局最後まで見てしまった。
帰りしなに見たヒーローインタビューはサヨナラ凡ゴロ(記録は内野安打)の新一番打者、サヨナラは「初めてでした」の石本努。
だけど、今日のヒーローは一人じゃない。
先制タイムリーの石本も(あ、同じ人だ)、4点差をつけられた5回に同点3ランのエチェバリアも、その前にタイムリーの小笠原も、翻っては粘って粘って粘って塁に出ていた石本&ひちょりも。
6回以降を無失点に抑えた救援投手陣(表)、芝草、高橋憲、関根、伊達も。危ない場面がないでもなかったが、11回一死二塁で「レフト頭上を越えた!」に飛びついて捕った西浦も、続くセンター前ヒットで二塁走者を刺した石本→金子→高橋信のセンターラインもみんなヒーロー。
最終回先頭でレフト越え二塁打の阿久根(フォークを豪快に空振りするのは演技か?)も、敬遠、ボーク、敬遠で満塁としてから西浦の打った「センター前、抜けた!」を好補して本塁で刺す執念を見せた松井カズオも!
今日は良い試合だった。見に行ってよかった。
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かぶれら元気、はむ困った
2003年4月18日(東京ドーム、ハム3−10西武)
西武がすっかり元気になってる。ロッテに連敗したときはどうしたことかと思ったけれど、あれから一週間ですっかり元通りかそれ以上。目を引く変化はカラブレラ復帰くらいなんだけど、こうも違うもんか。
一回裏に奈良原がエンドランでライトフライを打ち上げるも思いのほか伸びがあって結果オーライの三塁打、続く小笠原の犠飛で2−2の同点としたあたりでは今日は打撃戦になるかと見えたもんだが、あとは打たれるばっかりの試合であった。
ストライクを取るのも大変そうだった正田くん(背番号28)、折角追いついてもらったのに、今日は3番の松井と、帰ってきた4番カブレラに連続ホームラン。カブレラに至っては初回に続いて二打席連続、去年3発打たれて日本記録に貢献してしまった相性の悪さは今年も健在。
それにしてもカブレラの打球はどうかしてる。一発目は詰まったようなフライが何故かこっちのスタンドまで飛んできたし、二発目は弾丸ライナーでレフトスタンド後ろの壁あたり(見失ってしまった)に飛び込むし。明日は宿命のライバル・ミラバルが先発なので、あの化けモンを抑えられるか見物。
終盤は少々お騒がせしたものの追撃は一点のみ。去年散々悩まされた「ランナー出しても返せない病」まで再発とは痛い限りだが、そんなことよりも7点差の9回に「豊田」を送り出してきた西武のやり方は一体どういう了見であるか、誰か納得できる説明を下さい。
---
・7回無死一塁で一二塁間のゴロを奈良原が好捕も、クローマー落球で併殺ならず
・大仰な演出とともに現れる逆境の18番(元エース)。死球、暴投、暴投、本塁打・・・(哭)
・後藤武敏(元4番)ひそかにプロ初本塁打
西武がすっかり元気になってる。ロッテに連敗したときはどうしたことかと思ったけれど、あれから一週間ですっかり元通りかそれ以上。目を引く変化はカラブレラ復帰くらいなんだけど、こうも違うもんか。
一回裏に奈良原がエンドランでライトフライを打ち上げるも思いのほか伸びがあって結果オーライの三塁打、続く小笠原の犠飛で2−2の同点としたあたりでは今日は打撃戦になるかと見えたもんだが、あとは打たれるばっかりの試合であった。
ストライクを取るのも大変そうだった正田くん(背番号28)、折角追いついてもらったのに、今日は3番の松井と、帰ってきた4番カブレラに連続ホームラン。カブレラに至っては初回に続いて二打席連続、去年3発打たれて日本記録に貢献してしまった相性の悪さは今年も健在。
それにしてもカブレラの打球はどうかしてる。一発目は詰まったようなフライが何故かこっちのスタンドまで飛んできたし、二発目は弾丸ライナーでレフトスタンド後ろの壁あたり(見失ってしまった)に飛び込むし。明日は宿命のライバル・ミラバルが先発なので、あの化けモンを抑えられるか見物。
終盤は少々お騒がせしたものの追撃は一点のみ。去年散々悩まされた「ランナー出しても返せない病」まで再発とは痛い限りだが、そんなことよりも7点差の9回に「豊田」を送り出してきた西武のやり方は一体どういう了見であるか、誰か納得できる説明を下さい。
---
・7回無死一塁で一二塁間のゴロを奈良原が好捕も、クローマー落球で併殺ならず
・大仰な演出とともに現れる逆境の18番(元エース)。死球、暴投、暴投、本塁打・・・(哭)
・後藤武敏(元4番)ひそかにプロ初本塁打
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誰かじょーを止めてくれ
2003年4月5日(東京ドーム、ハム4−6大榮)
敗因は、ピンチでじょーじまと勝負したことに間違いない。何せ打たれたヒットは3本とも文句なしの当たり、今日も後ひとつでサイクル何とかの長打率1.75だから、一塁だけですむ敬遠の方が割がいいとしたもの。
(何も言わないでください。間違いなのはわかっています。)
ハム先発は今季二試合めの金村が、今季二度目のバント処理失敗でピンチを招く。小久保の居ぬ間の4番松中の凡ゴロでまず一点、代わった芝草が例のじょー島に打たれて同点。
あとは打たれる→代える→打たれる歩かせる走られるが止まらない、の絵に描いたような泥縄継投失敗で、6回7回で5失点。痛い。
もっとも8回裏のダイエーも得意の継投策で一死満塁を呼んで似たようなことかと見えたんだけど、当面は中継ぎらしい山田あきちかに抑えきられた。
あと一本、あと一本でございますよ。討ち取られたのは打順でいうと6番7番。背番号でも6番7番(あら偶然ね)。
ホームラン3本も打ったのにどうして勝てないの?野球って、ホームランいっぱい打った方が勝つんじゃないの?ねえ。
総じて力負けの印象であって、どうにもならないようだけど収穫はあるぞ。ネルソンがフライ捕れないとか。鳥越のサードが怪しいとか。そういえば小久保が怪我でお休みだったっけ。じょーが3人分くらい打ってるんで忘れてた。
---
どうでもよい話
・一死満塁から田中幸が倒れると、チャンステーマを止めてしまう応援団
・守備固めの西浦、三振後のパス回し失敗(阿久根に悪送球)
敗因は、ピンチでじょーじまと勝負したことに間違いない。何せ打たれたヒットは3本とも文句なしの当たり、今日も後ひとつでサイクル何とかの長打率1.75だから、一塁だけですむ敬遠の方が割がいいとしたもの。
(何も言わないでください。間違いなのはわかっています。)
ハム先発は今季二試合めの金村が、今季二度目のバント処理失敗でピンチを招く。小久保の居ぬ間の4番松中の凡ゴロでまず一点、代わった芝草が例のじょー島に打たれて同点。
あとは打たれる→代える→打たれる歩かせる走られるが止まらない、の絵に描いたような泥縄継投失敗で、6回7回で5失点。痛い。
もっとも8回裏のダイエーも得意の継投策で一死満塁を呼んで似たようなことかと見えたんだけど、当面は中継ぎらしい山田あきちかに抑えきられた。
あと一本、あと一本でございますよ。討ち取られたのは打順でいうと6番7番。背番号でも6番7番(あら偶然ね)。
ホームラン3本も打ったのにどうして勝てないの?野球って、ホームランいっぱい打った方が勝つんじゃないの?ねえ。
総じて力負けの印象であって、どうにもならないようだけど収穫はあるぞ。ネルソンがフライ捕れないとか。鳥越のサードが怪しいとか。そういえば小久保が怪我でお休みだったっけ。じょーが3人分くらい打ってるんで忘れてた。
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どうでもよい話
・一死満塁から田中幸が倒れると、チャンステーマを止めてしまう応援団
・守備固めの西浦、三振後のパス回し失敗(阿久根に悪送球)
まずはめでたし
2003年3月28日(西武ドーム、西武1−4日本ハム)
今年は何か違うようです。4点リードの8回裏、二死で走者を二人負って「ピッチャー、高橋憲幸」という、何かを恐れずにはいられない場面を無失点で切り抜けたわけだから。
新監督は初めて見るのだろうけど「お約束の」代打犬伏が10球ほど粘って四球、これでノリさんお役御免で代わった伊達が代打貝塚を討ち取って終了。
伊達は9回裏にホームラン→四球→併殺→四球とさんざん回り道をして盛り上げてくれたものの、聞けばプロ入り初セーブだったそうな。
ただ今後とも「抑えは伊達」なのかは、「18番抑え転向」説や「結局は芝草」説などあってわからない。今一番の問題だけに気になるところ。
打っては日本一知名度の低い(たぶん)背番号1・阿久根と、4打席まで10割維持の金子がタイムリーで計3点。今日は指名打者の島田がソロでもう1点。
2回裏のアクネは素人目にも全然打てそうに見えない大胆な振り遅れを見せたあと、「次も真っ直ぐかな、とは思っていました」(本人)と待ってた速球を叩いて右中間を破るという芸を見せてくれた。なんでも文化放送の中継で「ミットに入ってから振ってる感じ」と評されていたそうな。
ミラバルは開幕初先発で初勝利。完封を目指してほしかった気もするが、まずはめでたい。
カラブレラ抜きの打線、失策にいちいちつけ込まれるなど西武も本調子でないようだったが、まずはめでたい。
3〜5番がバット持ってないのと同じような成績(三振の山、小笠原1安打のみ)だったが、まずはめでたい。
開幕戦勝利は4年ぶりだそうです。めでたい。
---
・オープニングセレモニーの鼓笛パレードの最中にもフェアグラウンド内で柔軟体操をするエチェバリア
・始球式の横綱・朝青龍はサウスポー
・GD戦速報でDリードを知り大歓声。これが西武球場
・カラブレラ欠席で、4番に代打を送る西武打線(後藤武→貝塚)
・阿久根先制2点タイムリーの次の打席に応援団が「目下パリーグの打点王・アクネ」。当時はおそらく川口・的山・バルデスの各氏とタイ
今年は何か違うようです。4点リードの8回裏、二死で走者を二人負って「ピッチャー、高橋憲幸」という、何かを恐れずにはいられない場面を無失点で切り抜けたわけだから。
新監督は初めて見るのだろうけど「お約束の」代打犬伏が10球ほど粘って四球、これでノリさんお役御免で代わった伊達が代打貝塚を討ち取って終了。
伊達は9回裏にホームラン→四球→併殺→四球とさんざん回り道をして盛り上げてくれたものの、聞けばプロ入り初セーブだったそうな。
ただ今後とも「抑えは伊達」なのかは、「18番抑え転向」説や「結局は芝草」説などあってわからない。今一番の問題だけに気になるところ。
打っては日本一知名度の低い(たぶん)背番号1・阿久根と、4打席まで10割維持の金子がタイムリーで計3点。今日は指名打者の島田がソロでもう1点。
2回裏のアクネは素人目にも全然打てそうに見えない大胆な振り遅れを見せたあと、「次も真っ直ぐかな、とは思っていました」(本人)と待ってた速球を叩いて右中間を破るという芸を見せてくれた。なんでも文化放送の中継で「ミットに入ってから振ってる感じ」と評されていたそうな。
ミラバルは開幕初先発で初勝利。完封を目指してほしかった気もするが、まずはめでたい。
カラブレラ抜きの打線、失策にいちいちつけ込まれるなど西武も本調子でないようだったが、まずはめでたい。
3〜5番がバット持ってないのと同じような成績(三振の山、小笠原1安打のみ)だったが、まずはめでたい。
開幕戦勝利は4年ぶりだそうです。めでたい。
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・オープニングセレモニーの鼓笛パレードの最中にもフェアグラウンド内で柔軟体操をするエチェバリア
・始球式の横綱・朝青龍はサウスポー
・GD戦速報でDリードを知り大歓声。これが西武球場
・カラブレラ欠席で、4番に代打を送る西武打線(後藤武→貝塚)
・阿久根先制2点タイムリーの次の打席に応援団が「目下パリーグの打点王・アクネ」。当時はおそらく川口・的山・バルデスの各氏とタイ
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今日は早く寝ます
2003年3月27日開幕一軍の面々はこんなんですって。
<投手>
ミラバル、山口、金村、伊達、岩本、芝草、シールバック、櫻井、高橋憲、関根、野村
<捕手>
山田勝、高橋信、渡邉
<内野手>
阿久根、小笠原、奈良原、田中幸、金子、林、 飯山
<外野手>
坪井、DTクローマー、島田、エチェバリア、上田、森本、西浦
---
開幕投手はミラバル氏が務めるそうで、当面のローテは金村、正田、シールバック、関根というところのようです。(あ、吉崎がいない)
ただ、二番手以降の投手が頼りないというか、どことなく薄ら寒い構えなのは何と言いましょうか。投げる人は減ってないはずなのに、何故なんでしょう。(あ、建山がいない・・・)
他にも、
そもそも捕手は誰なのか?
小笠原のサードは定着するのか?
DTの好調はシーズン中も続くのか?
ミラバルのライバル・カラブレラは果たして現れるのか?
等々、この期に及んでわからないことばかりだけれど、何を言っても明日にはもう始まってしまうのである。
<投手>
ミラバル、山口、金村、伊達、岩本、芝草、シールバック、櫻井、高橋憲、関根、野村
<捕手>
山田勝、高橋信、渡邉
<内野手>
阿久根、小笠原、奈良原、田中幸、金子、林、 飯山
<外野手>
坪井、DTクローマー、島田、エチェバリア、上田、森本、西浦
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開幕投手はミラバル氏が務めるそうで、当面のローテは金村、正田、シールバック、関根というところのようです。(あ、吉崎がいない)
ただ、二番手以降の投手が頼りないというか、どことなく薄ら寒い構えなのは何と言いましょうか。投げる人は減ってないはずなのに、何故なんでしょう。(あ、建山がいない・・・)
他にも、
そもそも捕手は誰なのか?
小笠原のサードは定着するのか?
DTの好調はシーズン中も続くのか?
ミラバルのライバル・カラブレラは果たして現れるのか?
等々、この期に及んでわからないことばかりだけれど、何を言っても明日にはもう始まってしまうのである。
結局のところ投げる方が問題という変わりばえのなさ
2003年3月18日(BigEgg非公式戦・にちハム6-8大阪いてまえ)
オープン戦とはいえ、そろそろどこも本気仕様で挑む頃。というわけでなのかどうか知らないけども、このカードに大変ふさわしい試合。説明終わり。
---
DTクローマー、ライトへのヒットで無理矢理二塁を狙い、悪送球を誘って一挙三塁へ。
「結果はともあれ走れば褒められる」キャンペーンはまだ続いていますか?(そもそも世間では話題にすらならないとの突込みは却下)果敢な走塁が相手のミスを誘ったことにしてくれますか?
私は好きですよ。だってその方が面白いし。
まあエンジェルの怪しげな二盗もあったし(ありゃ驚いた)、伊達でやっているわけじゃないんだからいい加減なことを言ってはいけないよな。
---
途中からバックネット裏という畏れ多い席へ移っていたんだが、そこで二塁塁審強襲ヒットという奇特なものを見てしまった。
そのときの状況はというと、無死一塁にて阿久根が打ったは二塁ベース寄りのショートゴロという絵に描いたようなそれ、しかし塁審のブロックによって一気にチャンス拡大となってしまったというお話。
しかし無死一三塁から併殺間の一点しか取れなかったのと、最終回阿久根の次打席が併殺打(今度は無事成立)に終わったのは幸運の反作用に違いない。
---
他
・バント処理に少々もたつく新三塁手小笠原
・救援投手陣がそろって無失点という珍事
・金村さん気前よすぎ
・金子(背番号8)が本気を出すと得点力が違うことをあらためて確認
・ガラガラの客席へ消えたファウルボールを拾いにきた数名の観客が宝探しの様を呈する
・何がどうあろうが、やっぱりオープン戦はオープン戦なの。
オープン戦とはいえ、そろそろどこも本気仕様で挑む頃。というわけでなのかどうか知らないけども、このカードに大変ふさわしい試合。説明終わり。
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DTクローマー、ライトへのヒットで無理矢理二塁を狙い、悪送球を誘って一挙三塁へ。
「結果はともあれ走れば褒められる」キャンペーンはまだ続いていますか?(そもそも世間では話題にすらならないとの突込みは却下)果敢な走塁が相手のミスを誘ったことにしてくれますか?
私は好きですよ。だってその方が面白いし。
まあエンジェルの怪しげな二盗もあったし(ありゃ驚いた)、伊達でやっているわけじゃないんだからいい加減なことを言ってはいけないよな。
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途中からバックネット裏という畏れ多い席へ移っていたんだが、そこで二塁塁審強襲ヒットという奇特なものを見てしまった。
そのときの状況はというと、無死一塁にて阿久根が打ったは二塁ベース寄りのショートゴロという絵に描いたようなそれ、しかし塁審のブロックによって一気にチャンス拡大となってしまったというお話。
しかし無死一三塁から併殺間の一点しか取れなかったのと、最終回阿久根の次打席が併殺打(今度は無事成立)に終わったのは幸運の反作用に違いない。
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他
・バント処理に少々もたつく新三塁手小笠原
・救援投手陣がそろって無失点という珍事
・金村さん気前よすぎ
・金子(背番号8)が本気を出すと得点力が違うことをあらためて確認
・ガラガラの客席へ消えたファウルボールを拾いにきた数名の観客が宝探しの様を呈する
・何がどうあろうが、やっぱりオープン戦はオープン戦なの。
エンジェルのバットが火を噴いた模様ですが
2003年3月11日(東京ドーム、対ヤクルト非公式戦
たしか7-4くらいで敗)
平日昼間のオープン戦とあって、普段は入れないようなイイ席に入らせてもらえた。ベンチの真後ろから野球を見るのは、浦和球場でボーリックのホームランを見たとき以来になる。
そりゃあもう遠くから見るのとは何から何まで違って見える、ただ慣れないせいか打球のコースが見分けづらい。
一軍で見るのははじめての吉崎、初回のピンチをしのいでまずは上々の立ち上がりだったんだけども、ヤクルトの誇る犠打の達人がライトポール際に大ファール。
・・・と思ったのは私だけ?入ってたそうです。ほーむらーん。
一部では森本ひちょりの親類とも噂されるエンジェル・エチェバリア、エライ不調でバットに球が当たらない程らしいと聞いていたけど、たまたま運が良かったのかあるいは調子をつかんだか、今日は見事にやってくれましたともよ。
どっかーん。
左中間スタンドへ怪我人が出そうな弾丸ライナーで一直線、一発逆転スリーラン。さすがにあれは打った瞬間に入るとわかった(というわけで、さっきの取り消し)。
ついでに次の打席でもセンター前にタイムリーヒット(捕られそうに見えたけど)、4打点目を叩き出す。
しかし今日の見せ場のドームラン合戦はここからが本番であったよ。宮本がポール際へさっきと似たようなのを一発と、酒を買いに行っている隙にベッツが一発打ったらしくて1点差。
そしてランナー一人を負って現れたるは我らが芝草「ぶっちぎりの青春」宇宙氏、対するは西武の元4番の鈴木健氏。
すぱこーん。
どうしましょう、もう逆転ですかお兄さん。
とどめは去年全く出番のなかった42番が、左の岩村に一発献上。
ああ、2年前に幾度となく繰り返された何かを見ているような気分だ。2年前を知らない監督はどーいう気持ちでご覧になっているのだろーか?
とれい監督、うぇるかむとぅTOKYODOME!これがかの有名なドームランって奴さhahaha!
ちゅーわけで、エンジェルの華麗な大活躍にも、嬉しさ楽しさ半分くらいになってしまったのでした。おしまい。
追記
・エンジェルのホームランで盛り上がっている隙にこっそりヒットで出塁するクローマー(で、チャンスでは当然凡退)
・内野安打二本などで猛打賞の二番・金子
・勝ち投手は先発の戎、でなくて救援の平本(無四球)
・岩村のヒットでホームインしたかに見えたラミレスだったが、ホームを踏んでなかったらしくアウト
・二打数二安打の鈴木健はDH制があればレギュラーか?
・あまりの人の少なさに、外野の野次まではっきり聞こえる東京ドーム内野席
・お土産は度会のファールボール
・ま、何があろうがまだオープン戦だし。
たしか7-4くらいで敗)
平日昼間のオープン戦とあって、普段は入れないようなイイ席に入らせてもらえた。ベンチの真後ろから野球を見るのは、浦和球場でボーリックのホームランを見たとき以来になる。
そりゃあもう遠くから見るのとは何から何まで違って見える、ただ慣れないせいか打球のコースが見分けづらい。
一軍で見るのははじめての吉崎、初回のピンチをしのいでまずは上々の立ち上がりだったんだけども、ヤクルトの誇る犠打の達人がライトポール際に大ファール。
・・・と思ったのは私だけ?入ってたそうです。ほーむらーん。
一部では森本ひちょりの親類とも噂されるエンジェル・エチェバリア、エライ不調でバットに球が当たらない程らしいと聞いていたけど、たまたま運が良かったのかあるいは調子をつかんだか、今日は見事にやってくれましたともよ。
どっかーん。
左中間スタンドへ怪我人が出そうな弾丸ライナーで一直線、一発逆転スリーラン。さすがにあれは打った瞬間に入るとわかった(というわけで、さっきの取り消し)。
ついでに次の打席でもセンター前にタイムリーヒット(捕られそうに見えたけど)、4打点目を叩き出す。
しかし今日の見せ場のドームラン合戦はここからが本番であったよ。宮本がポール際へさっきと似たようなのを一発と、酒を買いに行っている隙にベッツが一発打ったらしくて1点差。
そしてランナー一人を負って現れたるは我らが芝草「ぶっちぎりの青春」宇宙氏、対するは西武の元4番の鈴木健氏。
すぱこーん。
どうしましょう、もう逆転ですかお兄さん。
とどめは去年全く出番のなかった42番が、左の岩村に一発献上。
ああ、2年前に幾度となく繰り返された何かを見ているような気分だ。2年前を知らない監督はどーいう気持ちでご覧になっているのだろーか?
とれい監督、うぇるかむとぅTOKYODOME!これがかの有名なドームランって奴さhahaha!
ちゅーわけで、エンジェルの華麗な大活躍にも、嬉しさ楽しさ半分くらいになってしまったのでした。おしまい。
追記
・エンジェルのホームランで盛り上がっている隙にこっそりヒットで出塁するクローマー(で、チャンスでは当然凡退)
・内野安打二本などで猛打賞の二番・金子
・勝ち投手は先発の戎、でなくて救援の平本(無四球)
・岩村のヒットでホームインしたかに見えたラミレスだったが、ホームを踏んでなかったらしくアウト
・二打数二安打の鈴木健はDH制があればレギュラーか?
・あまりの人の少なさに、外野の野次まではっきり聞こえる東京ドーム内野席
・お土産は度会のファールボール
・ま、何があろうがまだオープン戦だし。
春の沖縄で監督と坪井とエンジェルと伊達と渡辺が初陣を飾ること
2003年2月23日オープン戦が始まっていたよ。こういうニュースに限って終わってから気づく間の悪い私。(間の問題ではないかもしれんが)
ヒルマン新監督率いるファイターズ、同じく新人監督の率いる横浜共々初勝利を飾ったとのこと。やっぱり春はこうでなくてはいけないね。
今日の試合で新監督おすすめの積極的な走塁を披露したということで、うちの新聞のスポーツ欄には走る古城(背番号0)の写真が載っていた。もしかしたら横浜の古木氏(この日4番で3安打)の写真と並べるという粋なはからいだったのかも知れないけど、まあそんなことはどうでも良い。
とにかく今が目立つチャンスだ。試合に出られるように監督にアピール、そしていつの日にかフリガナなしで新聞に載れるその日を目指して頑張れ古城(ふるき)。
そんな空気のお陰もあってか、どうやら今年もクロウマーの暴走が楽しめそうだ。この日も一塁から単打で三塁に突っ込んで刺されたそうだが、件の新聞記事では積極的な走塁としてついでに褒められていた。善哉善哉。
ヒルマン新監督率いるファイターズ、同じく新人監督の率いる横浜共々初勝利を飾ったとのこと。やっぱり春はこうでなくてはいけないね。
今日の試合で新監督おすすめの積極的な走塁を披露したということで、うちの新聞のスポーツ欄には走る古城(背番号0)の写真が載っていた。もしかしたら横浜の古木氏(この日4番で3安打)の写真と並べるという粋なはからいだったのかも知れないけど、まあそんなことはどうでも良い。
とにかく今が目立つチャンスだ。試合に出られるように監督にアピール、そしていつの日にかフリガナなしで新聞に載れるその日を目指して頑張れ古城(ふるき)。
そんな空気のお陰もあってか、どうやら今年もクロウマーの暴走が楽しめそうだ。この日も一塁から単打で三塁に突っ込んで刺されたそうだが、件の新聞記事では積極的な走塁としてついでに褒められていた。善哉善哉。
長嶋氏(日本代表監督)が見物に来たらしいんでテレビに映ったかも
2003年2月13日ファイターズ公式サイトのキャンプ情報が楽しみなのですよ。
球界を挙げての『アメリカ様に倣え』キャンペーン中なのを置いといて日本野球や日本文化の探求に余念のない監督が、相変わらず打撃投手だろうが走塁練習だろうがサイン会だろうが、常に先頭でチームを引っ張っていること
紅白戦で『投手は10球以上25球以内、それ以上はイニング打ち切り』というルールを適用したところ、6イニング中3イニングが中途打ち切りとなり打高○低ぶりを見せたこと
野口移籍、山田肉離れ、實松骨折と続いて寂しくなった捕手陣の中で、この機を逃さじと高橋信二が燃えていること
左肩の何とやらで精密検査を受けた正田が無事に復帰したこと
新入りのエチェバリアが森本ひちょりの生き別れの兄弟と判明したこと(頭の形が似ているらしい。どちらが兄かは未詳)
等々。
キャンプ先でもお仕事忙しいでしょうに、毎日届く広報担当手作りのキャンプ便り。ありがたいもんです。
---
【ヒルマン監督、今日のお勉強】
日本の野球をもっと知りたいという監督の希望から、同じ沖縄は宜野座の阪神のキャンプ地を訪れたそうな。
ほしの
「弱いチームを一体どうやったら勝てるチームにできるんだ?」
ひるまん
「その為のいい情報があったらお互い連絡のやりとりをしましょう」
球界を挙げての『アメリカ様に倣え』キャンペーン中なのを置いといて日本野球や日本文化の探求に余念のない監督が、相変わらず打撃投手だろうが走塁練習だろうがサイン会だろうが、常に先頭でチームを引っ張っていること
紅白戦で『投手は10球以上25球以内、それ以上はイニング打ち切り』というルールを適用したところ、6イニング中3イニングが中途打ち切りとなり打高○低ぶりを見せたこと
野口移籍、山田肉離れ、實松骨折と続いて寂しくなった捕手陣の中で、この機を逃さじと高橋信二が燃えていること
左肩の何とやらで精密検査を受けた正田が無事に復帰したこと
新入りのエチェバリアが森本ひちょりの生き別れの兄弟と判明したこと(頭の形が似ているらしい。どちらが兄かは未詳)
等々。
キャンプ先でもお仕事忙しいでしょうに、毎日届く広報担当手作りのキャンプ便り。ありがたいもんです。
---
【ヒルマン監督、今日のお勉強】
日本の野球をもっと知りたいという監督の希望から、同じ沖縄は宜野座の阪神のキャンプ地を訪れたそうな。
ほしの
「弱いチームを一体どうやったら勝てるチームにできるんだ?」
ひるまん
「その為のいい情報があったらお互い連絡のやりとりをしましょう」